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コラム

【2020年応募の補助金について】

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【2020年から導入】補助金申請は「Jグランツ」で電子申請に!GビズIDの取得はお早めに!

2020年より、
**補助金申請の手続きに電子申請システム「Jグランツ」**が本格導入されました。

これまでの補助金申請といえば、

  • 書類を印刷

  • 押印

  • 封入

  • 郵送

という、
時間も手間もかかる作業が当たり前でした。

しかし今後は、
原則としてインターネット上で申請が完結します。

補助金を少しでも検討している方にとって、
この変更は「知っているかどうか」で
スタートラインに立てるかが決まる重要なポイントです。


目次

  1. 補助金申請に「Jグランツ」が導入される背景

  2. 電子申請(Jグランツ)とは?

  3. 電子申請のメリット

  4. GビズID(Gbizプライム)とは

  5. GビズID取得にかかる期間と注意点

  6. なぜ「今すぐ」取得すべきなのか

  7. Jグランツ公式サイトについて

  8. よくある質問(FAQ)


補助金申請に「Jグランツ」が導入される背景

補助金申請の「デジタル化」は避けられない流れ

国は以前から、
行政手続きの効率化・簡素化を進めてきました。

補助金申請についても例外ではなく、

  • 申請者の負担が大きい

  • 書類不備が多い

  • 行政側の処理にも時間がかかる

といった課題がありました。

そこで導入されたのが、
**補助金申請を一元管理する電子システム「Jグランツ」**です。

今後は、

  • 申請

  • 修正

  • 実績報告

まで含めて、
電子申請が前提になっていく流れです。


電子申請(Jグランツ)とは?

インターネット上で完結する新しい申請方法

電子申請とは、
インターネットを使って申請・届出を行う方法です。

Jグランツを使えば、

  • 自宅

  • 事務所

  • 出張先

など、
場所を選ばず申請が可能になります。

また、

  • 書類を郵送する必要がない

  • 到着日を気にしなくてよい

といった点も、
実務上は非常に大きなメリットです。


電子申請のメリット

実務レベルで「かなり楽」になります

電子申請には、
単なる「デジタル化」以上のメリットがあります。

電子申請の主なメリット

  • 郵送不要のため、移動・郵送コストが不要

  • 法人情報・過去の申請情報が自動転記され、入力ミスが減る

  • ログイン認証により、押印が不要

  • 24時間365日、いつでも申請可能

特に中小事業者にとって大きいのは、

「昼間は仕事で動けない」
「締切ギリギリに作業することが多い」

こうした現実に、
電子申請が非常に相性が良いという点です。


GビズID(Gbizプライム)とは

Jグランツを使うための「必須ID」

Jグランツを利用するためには、
**GビズID(Gbizプライム)**が必ず必要です。

GビズIDとは、

  • 1つのIDで

  • 複数の行政サービスに

  • ログインできる

共通認証システムです。

補助金だけでなく、

  • 社会保険関係

  • 各種行政手続き

など、
今後ますます利用範囲が広がる予定です。


GビズID取得にかかる期間と注意点

「申請したらすぐ使える」わけではありません

ここで、
非常に重要な注意点があります。

GビズID(Gbizプライム)の取得は、
郵送を伴う手続きです。

そのため、

  • 申請してから

  • 実際にログインできるまで

2週間~1か月程度かかるケースが一般的です。

つまり、

補助金の募集が始まってから
GビズIDを取ろうとすると
間に合わない

という事態が、
実際によく起こります。


なぜ「今すぐ」取得すべきなのか

補助金は「準備できている人」から動ける

補助金は、

  • 募集開始

  • 締切

までの期間が、
意外と短いことが多いです。

そのため、

  • 計画はできている

  • 書類もほぼ完成している

  • でもGビズIDがない

という理由だけで、
申請できないケースが発生します。

これは、
本当にもったいない話です。

2020年度以降、
補助金を少しでも検討している方は、
「使うかどうかは別として、先に取っておく」
これが正解です。


Jグランツ公式サイトについて

最新情報は必ず公式で確認を

Jグランツの公式サイトはこちらです。

👉 Jグランツ公式サイト
https://jgrants.go.jp/

補助金の種類ごとの対応状況や、
申請方法の詳細は、
必ず公式情報を確認するようにしてください。

制度は細かく変わることが多いため、
古い情報のまま動かないことが大切です。


よくある質問(FAQ)

Q1. 個人事業主でもGビズIDは必要ですか?

A. はい。法人・個人事業主を問わず、Jグランツを使う場合は必須です。

Q2. GビズIDがないと補助金申請はできませんか?

A. 原則できません。電子申請が前提となっています。

Q3. GビズIDはいつ取得するのがベストですか?

A. ズバリ、補助金を少しでも意識した時点です。


まとめ|GビズIDは「補助金の入場券」

最後にまとめます。

  • 補助金申請はJグランツで電子申請が原則

  • 利用にはGビズID(Gbizプライム)が必須

  • 取得には2週間~1か月かかる

  • 迷っている人ほど、今すぐ取得すべき

GビズIDは、
**補助金申請のための“入場券”**です。

「いつか使うかも」と思った時点で、
まずは取得する。

それが、
補助金をチャンスに変える第一歩になります。

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
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三浦高

この記事を書いた人

三浦高/Takashi Miura

元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、

産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。

融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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