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経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
銀行融資は恋愛と一緒?元・信用金庫職員が語る、融資の現場のリアルな話
はじめに:お金を借りるということは「人間関係」
ズバリ言います。銀行との付き合い方、甘く見ていませんか?
「銀行はお金を借りる場所」──その一面は確かに正しいですが、実は銀行との関係性が、将来の融資の可否に大きく影響するということをご存じでしょうか?
今回ご紹介するのは、元・朝日信用金庫のご出身で、現場の融資実務を熟知された方による、赤裸々な“銀行の本音”トーク。なんと、銀行との関係を「恋愛」に例えて解説してくださっています。
この記事を読めば、「なぜ銀行にそっけなくされるのか」「融資が通らない本当の理由」などが、スッキリと腑に落ちることでしょう。起業家・経営者の皆様には必読の内容です!
銀行に嫌われるNG行動は「都合のいい関係」
お金が欲しい時だけ連絡する社長、実は嫌われてます
最初のNG行動はこれです。
「経営者の方から、お金が必要な時だけ連絡が来る」
これは、まさに恋愛でいう「都合のいい関係」。普段は無視しておいて、プレゼントが欲しいときだけ連絡してくる恋人と同じで、銀行も人間。心が離れていきます。
金融機関側としては、普段から顔を出して、事業の様子を話してくれるような社長とは信頼関係が築きやすく、支援したくなるのが本音です。
融資だけして、預金は別の銀行という“使い分け”もNG
さらにありがちなパターンがこちら。
「A銀行では融資だけ、B銀行では預金だけ」
これも恋愛でいうと、「家では一緒に暮らしているのに、買い物や外食は全部別の人と行ってる」ようなもの。誠実さに欠けますよね?
金融機関は、融資をする以上、リスクをとっています。だからこそ、「毎月の売上はうちに入れてください」「預金もお願いします」となるのです。
金利だけで銀行を選ぶのも信頼関係にヒビ
創業時や小規模のうちは気にならなくても、売上が大きくなってくると「もっと安い金利の銀行に乗り換えようかな」という気持ちも芽生えがち。
でも、これも恋愛に例えると、「プレゼントの値段だけで恋人を評価するようなもの」。
金融機関としては、「いざという時は助けてほしい」と言われても、「それは都合が良すぎるのでは?」と感じてしまうのが正直なところです。
銀行に好かれる社長は何をしているのか?
ポイントは「接触頻度」と「情報開示」
銀行の担当者が一番大切にしているのは、「この社長は信頼できるか」ということ。そのためには、定期的に訪問したり、売上や利益の推移を共有したり、良い時も悪い時も正直に話すことが大切です。
恋愛でいえば、「マメな連絡」「誠実な対応」これが重要なのです!
預金残高ではなく「平均残高」が見られている
これも興味深い話ですが、金融機関は「月末の残高」ではなく、「平均残高(=平残)」で取引姿勢を見ています。
つまり、
- 月初に多額の預金を入れても、すぐに全額引き出してしまえば評価されません
- 毎月継続的に一定額を入金してくれることが大事です
この「平残」が高い企業ほど、「関係性が深い」「信用できる」と判断されるのです。
成長したら銀行を変えていい?──卒業の仕方にも配慮を
企業が成長すれば、より大きな金額を貸してくれる銀行へとシフトしていくのも自然な流れ。でも、問題はその「別れ方」。
「昔の銀行に無言で乗り換える」──これは印象最悪です!
金融機関同士、業界内では意外と情報が筒抜け。だからこそ、「なぜ移行するのか」「今までのお礼」など、丁寧に対応することが、次の取引にもつながります。
「別れ方が、その人の品格を表す」──これは恋愛でも、銀行取引でも一緒ですね。
まとめ:銀行との関係も「育てていく」もの
いかがでしたか?
今回の動画では、まさに「銀行融資は恋愛と同じ」という視点で、金融機関との正しい付き合い方が語られていました。
銀行にとって、あなたの会社は「ただの借り手」ではなく、「パートナー」なのです。
- 普段からの接点を大切にする
- 情報を隠さず共有する
- 金利だけで選ばず、関係を築く
この3つを意識するだけで、将来的な資金調達の可能性は大きく広がります。
ぜひこの考え方を、明日からの銀行対応に活かしてみてくださいね。