
【創業融資】見えざる落とし穴…について解説をします。
創業融資については、様々な書籍であり情報が多いので、初めての方でもある程度予備知識を持っています。しかしながら、表向きなところばかりを気にしてしまい肝心な部分を疎かにしているケースがあります。特に、事業計画書やHPなど他人から見える部分については作り上げていますが、金融機関がチェックしている項目はもう少しあります。案外盲点となっている部分なので紹介をします。
金融機関に新規で融資を申し込むさいに気をつけるべきポイントは、個人のSNSです。
従前は会社のHPなどを中心にチェックをしていましたが、今では代表者個人の名前でネット検索すると個人のSNSも出てきます。ここでお伝えしたいのは、個人のSNSをやめた方がいいといったことではなく、投稿の内容に注意をすべきです。
何を投稿するかは個人の自由ですが、第三者が個人の属性判断するためにチェックしているとするならば、金融機関としては知りたくない情報もあるかもしれませんし、最悪の場合は人柄に疑問を持ち心象が悪くなることも考えられます。
お勧めは起業を決断した時から、金融機関からの見え方があまり良くないと思われるような投稿は控えるか削除しておきましょう。
これから明るい未来に向けての第一歩で思わぬ落とし穴に落ちないように気をつけましょう。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura 元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員 中小企業診断士、起業コンサルタント®、 1級販売士、宅地建物取引主任者、 補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、 産業能率大学 兼任教員 2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。 融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago 元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役 同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。 支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。 日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。 長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。