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経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
はじめに:創業時の“相談相手”を見極めよう
起業準備の第一歩で、「誰に相談すべきか?」という悩みに直面される方は多いのではないでしょうか。特に資金調達にあたっては、「税理士さんにお願いしたほうがいいの?」という問いがよく出てきます。
ズバリ言います。
税理士の存在は、創業融資を成功させるうえで“影響大”です。
でも……どんな税理士でも良いわけではありません。むしろ、税理士選びを間違えると、かえって融資審査でマイナスに働いてしまうことさえあるのです。
今回の記事では、実務の現場で語られたリアルなやりとりをベースに、「税理士の存在が創業融資にどう影響するのか」「どんな専門家を味方にすべきか」を、中野裕哲が、わかりやすくお伝えしていきます。
1章:意外と少ない?起業時に税理士に相談する人
起業相談の現場では、こんな驚きの声が多く聞かれます。
「創業融資の相談って、税理士さんにするものなんですか?」
実際のところ、創業時に税理士を通じて申し込む方は意外と少ないのが現実です。経験則では、創業融資の新規申請で税理士が関与するケースは全体の2〜3割といったところでしょうか。ほとんどの方は自己流か、別の専門家経由(たとえば司法書士さんやコンサルタント)で進めているのです。
でもここでひとつ、重要な視点があります。
2章:税理士が“見られている”!?金融機関の本音
創業融資の審査では、実は“誰が事業計画書を作ったか”が見られています。
具体的には、事業計画書に記載された「税務顧問:○○会計事務所」という欄や、決算書の作成者欄を見て、「この税理士は信頼できるか?」「きちんと計画を見てくれているか?」が判断材料のひとつになるのです。
ここで注意すべきポイントは、「税理士なら誰でもいい」というわけではないということ。
実務では、「この税理士の事務所からの案件は慎重に見た方がいい」と認識されているケースもあれば、逆に「この税理士がついているなら安心」という信頼を得ている方もいらっしゃいます。
つまり、税理士の“看板”が審査官の印象に直結するわけです。
3章:よい税理士とは、単なる“申請代行屋”ではない
では、どんな税理士が「良い税理士」なのでしょうか?
ここでの分かれ道は、「事業の本質に踏み込んでくれるかどうか」です。
単に「これで申請できますよ」と形を整えてくれるだけの“代行屋”では、事業の将来性を一緒に考えてくれるパートナーにはなり得ません。
一方で、「その事業、この資金でちゃんと回る?」「最初の3ヶ月のキャッシュは大丈夫?」と、時に厳しい意見を言ってくれる税理士こそ、真に信頼できる専門家です。
この“厳しさ”こそが、金融機関からの信頼にもつながっていくのです。
4章:理想は「創業前から相談できる関係性」
一番良いのは、起業前の段階から税理士と関係性を築いておくこと。
なぜなら、「創業融資を受けたい」と思ったときに初めて税理士を探しても、時間もかかるし、本当の意味で事業を理解してもらうには時間が足りないからです。
起業という“スタートライン”に立つ時点で、信頼できる税理士と一緒に作戦を練る。その感覚を持っておくことが、将来の安心につながるのです。
5章:「誰に相談するか」が成功の分かれ道
税理士に限らず、創業時に“誰に相談するか”は、成功への大きなカギです。
中には、コンサルタントを名乗る人の中にも、「とにかく申請さえ通ればいい」という姿勢で動く方もいます。そんな人たちに振り回されず、あなたの事業を本気で応援してくれる専門家と出会うことが何より大切です。
おわりに:創業融資も「人の力」
起業は孤独な挑戦に見えるかもしれませんが、実は「人の力」に支えられて初めて形になります。
創業融資も同じです。制度や仕組みを理解することも大切ですが、それ以上に大切なのは、あなたのことを理解し、応援してくれる“人”とつながることです。
税理士という存在が、その最初の一歩となることもあります。ぜひ、信頼できるパートナーを見つけてくださいね。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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