
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
あなたならどっちに貸す?金融機関が見る「信用」と創業者が知っておくべき視点とは
銀行は「誰にお金を貸したいか」を常に見ている
ズバリ言います。金融機関の仕事は“お金を貸すこと”ではありません。正しくは“貸したお金をきちんと回収すること”です。なぜなら、銀行が貸しているお金は、預金者のお金だから。責任重大なのです。
だからこそ、金融機関が融資先を選ぶ際には、リスクを徹底的に見極めるのが常です。
では、あなたが銀行マンだったら、次の2人のうち、どちらにお金を貸したいと思いますか?
AさんとBさん──あなたならどちらに貸す?
Aさんのプロフィール
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既に事業を経営中
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決算は毎年黒字
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返済の遅れ一切なし
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資産も十分にある
いわゆる「優良経営者」。文句なしの安心感。
Bさんのプロフィール
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現在は会社員(事業経験なし)
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銀行借入・返済実績なし
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資産もなし
まさに“これから起業する”という状態。
ほとんどの人は「Aさん」に貸すと答える
この質問を何百人にもしてきたところ、99.99%の人がAさんを選びます。これは当然のこと。
銀行はリスクをできる限り避ける性質があるので、実績のあるAさんの方が「安全に返済されそう」と判断されるわけです。
実際、銀行の審査では「過去の実績(決算書・返済実績)」や「現在の資産状況」が重視されます。ですので、まだ何も始めていないBさんが融資を受けるのは、かなりハードルが高いのです。
でも「Bさん」にこそ、未来があるかもしれない!
ところが──。この動画の中では、なんとBさんに貸したいと答えた人が2人も出てきます。そのうち1人は、なんと現役の銀行支店長!
なぜでしょうか?
それは、Bさんには「未来」があるから。まだ実績はないけれど、斬新なアイデアや情熱がある。もしそのビジネスが成功すれば、将来的にメインバンクとしての関係も築ける。
そして何より、「地域経済の成長に貢献する芽」を見逃さない──そんな視点を持つ支店長の姿勢に、感動すら覚えます。
銀行融資と出資では“見ているポイント”が違う!
ここで一歩踏み込みましょう。起業家が資金調達を考えるとき、銀行融資だけが選択肢ではありません。
出資、つまり“投資”という道もあります。
そしてここが重要なのですが──
銀行は過去と安全性を見ている。
投資家は未来と可能性を見ている。
たとえば、エンジェル投資家の多くは、決算書も見なければ、事業計画の詳細も深掘りしません。見るのは「人」と「ビジネスの可能性」。
これは、過去ではなく未来に賭ける姿勢です。赤字でも構わない。それよりも「この人ならやり切る」「この事業は社会を変えるかもしれない」といった“直感”を信じて投資を決めるのです。
金融支援の“2つの軸”を理解することが、創業の第一歩
起業を目指すあなたに知っておいてほしいのは、次のことです。
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**銀行融資は「過去と安全性」**を見る
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**投資は「未来と可能性」**を信じて行われる
その上で、創業期に大切なのは、政府系金融機関や信用保証協会といった「創業支援のための仕組み」を活用することです。
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日本政策金融公庫の創業融資
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信用保証協会による制度融資
こうした制度は、実績のないBさんのような創業者を支えるために存在しています。
まとめ──あなたの「信用」と「可能性」、どう活かしますか?
Aさんのような実績も素晴らしい。ですが、Bさんのような未来を信じてくれる人や制度も、ちゃんと存在しています。
起業とは、まさに“信じてくれる人”を見つけていく旅でもあります。
あなたのアイデアや情熱を、どうやって形にしていくか──ぜひこの動画をご覧になって、そのヒントを掴んでくださいね。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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