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【補助金審査員が語る!】落ちる計画書、通る計画書、ここが違う!
はじめに:補助金申請、審査員の目はごまかせません!
こんにちは。起業コンサルタントの中野裕哲風に、今日はちょっと耳の痛いけれど、起業家の皆さんにとってはとても大切なテーマをお届けします。
ズバリ「補助金審査で嫌がられる計画書」ランキング。審査の現場で実際に感じたことを、ランキング形式でご紹介しています。
審査員の目から見た“ダメな計画書”とは?そして、どうすれば「おっ、この人は本気だな」と思ってもらえるのか?そのリアルな声が詰まった内容です。
動画をご覧いただければ、補助金が通る・通らない、その境目が明確に見えてきますよ。
第1章:補助金審査の現場から~1件10分の真剣勝負
補助金の審査というのは、実はとても地道な作業。1件あたり10分〜20分ほどかけて、1枚1枚、1行1行しっかりと目を通しています。
そんな中で、どうしても“イラッと”してしまう申請書もあるんですね。今回は、審査員の本音トークとして、「思わず首をかしげた計画書」をベスト3で紹介しています。
第2章:第3位「計画としてまとまりがない」
「何が言いたいのかわからない」「とりあえず出しました感が満載」
こういった申請書、実は意外と多いんです。いかにも「通ればラッキー」的な姿勢がにじみ出ていて、読み手としては残念な気持ちになってしまいます。
ポイントはここ!
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計画書に“魂”がこもっていない。
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自分でもよくわかっていない内容を並べただけ。
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「とにかく出せば何とかなるだろう」といった甘さ。
補助金は、きちんとした事業計画に対して国や自治体が支援する仕組み。だから、計画が曖昧では話にならないんです。
第3章:第2位「自分でやる気が感じられない」
これも多いです。「外注丸投げ型」の匂いがする申請書。
例えば、「補助金を使ってシステム開発をやりたい」と言ってるけど、自分は何もしないつもりのような計画。
審査員の印象は?
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「あなたがやるんじゃないの?」という疑問。
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他人任せのビジネスに、補助金は出せない。
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本気度が感じられない=信用されない。
補助金は、あなたの「やりたいこと」「本気度」に対する応援。そこが見えなければ通りません。
第4章:第1位「とにかくお金が欲しいだけ」
堂々の第1位はこれ。ズバリ「お金が欲しい」感が前面に出すぎている計画書です。
「補助金ありますか?」から入る相談は、残念ながら審査員に見透かされてしまいます。
こんなケースに要注意!
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事業内容が決まっていないのに「補助金取りたい」。
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補助金をもらうことが目的化してしまっている。
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計画書が“お金ありき”の構成になっている。
補助金はあくまで“手段”であって“目的”ではありません。そこを履き違えてしまうと、いくら立派な用語を並べても、審査員の心には響かないのです。
第5章:審査員が「いいな」と思う計画書とは?
逆に、審査員が「これはいいな」と思う申請書には共通点があります。
それは――
誰が見ても納得できる、伝わる構成。
文章のトーン、構成、そして熱意。すべてに整合性があり、どこを読んでも「この人は本気でやろうとしている」と伝わってくる。
審査は1人だけが見るものではありません。複数の審査員が見て、その合議で決まるケースが多いです。だからこそ「誰が見ても伝わる」ことが大切なんです。
第6章:計画書には「人柄」も出る
補助金の計画書は、紙でアピールする唯一の場。
そこには、
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誠実さ
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覚悟
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具体性
が如実に現れます。
図や表で説明していても、「ここを文章で補足すれば伝わるのに」と思う部分が抜けているだけで、評価は下がってしまいます。
おわりに:審査員の目線で“自分の計画書”を見直そう
補助金は、「ただ申請すれば通る」ものではありません。
本当に必要な人に届いてほしい。審査員はそういう気持ちで1枚1枚に向き合っています。
ぜひ、動画を通じて「審査員の目線」を感じ取ってください。そして、あなた自身の計画書を見直すきっかけにしていただければ幸いです。
フリーダイヤル tel:0120-335-523