
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
政策金利が引き上げられたら、企業はどうする?資金調達の現場からズバリ解説!
はじめに──政策金利のニュースに敏感になる経営者のために
ズバリ言います。
日銀が政策金利を引き上げた、というニュースを見て、経営者の方なら一番気になるのは「借入金利が上がるのでは?」という点ではないでしょうか。
これは、企業家にとって本当に気になる大切なテーマです。
そこで今回は、元・日本政策金融公庫の支店長の視点から、「政策金利の引き上げが企業の調達に何を意味するのか」を、噛み砕いてわかりやすく解説します。
日銀が0.25%の利上げを決定 ──その背景と企業への影響
2025年7月31日開催の金融政策決定会合で、日銀は政策金利を0.25%程度引き上げると決定しました。
上田総裁は「物価上昇のリスクに備え、2%の物価目標を持続的・安定的に達成することが適切」と述べています。
金利の引き上げが公式に決まると、企業がお金を借りる際の借入金利にもじわじわと影響が及んできます。これは、融資費用だけでなく、資金調達全体の計画にも関わってくるので注意が必要です。
政策金利と企業の借入金利の関係とは?
サンプル:政府系資本を含む大企業の資金調達例
たとえば、資本金数兆円の規模の企業でも、政府保証付き・民間シンジケートによる社債発行を行っています。
この場合、政策金利の上昇分を社債金利に反映させていく形になります。
中小企業も同様で、銀行融資の金利動向はこの政策金利に連動しやすいのです。
金利は急に跳ね上がるのではなく“じわじわと”上昇する
仮に「明日から金利が急上昇!」という話にはなりません。日銀の決定やシグナル、金融機関のリリース、さらに紐付き融資(政策支援のある低金利融資)などが段階的に影響します。
ただし政策金利が上昇トレンドになると、特別融資以外の一般融資金利が徐々に上がり、資金調達のコストが増していきます。
それでも、資金調達は早めが安心。金利だけで判断しないこと
「金利が上がる!」という話になると、「じゃ後で借りようかな?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、金融環境が変わると、“貸し渋り”や“審査の厳格化”も進みます。
【ポイント】
-
金利ではなく「調達の総合コスト」「資金の確保タイミング」「返済のスケジュール」全体で考えるべき。
-
金利が低いうちに必要な資金を確保し、事業成長のチャンスを逃さないようにすることが大切です。
紐付き融資と一般融資の違いに注目しよう!
紐付き融資とは?
国の政策に沿った事業(例:太陽光、EV、地域活性化など)では、「政策金利よりもさらに低い金利」で融資が受けられる制度があります。
ただし、規模や対象に限りがありますので、全企業が当てはまるわけではありません。
一般融資への影響
政策金利上昇は、これら“紐付きではない一般融資”に対して影響が出やすく、民間企業にとっては注意が必要な動きです。
相談窓口を活用して不安を減らそう!
このような金利変動や金融政策の影響を正しく把握し、自社の資金計画にどう組み込むか——
迷ったときは、ぜひプロの相談を活用してください。
私たちは:
-
現状の融資条件がどう変わるか
-
金利上昇に備えて今できる調達戦略
-
経営計画に組み込む返済スケジュール
といった課題に対応する無料相談を随時受付中です。壁打ちだけでも構いません。お気軽にお問い合わせくださいね。
まとめ:金利上昇時でも資金調達を賢く乗り切るために
-
日銀が政策金利を0.25%引き上げ(2025年7月31日決定)。
-
借入金利はじわじわと連動して上昇するため、早めの資金調達や金利状況の確認が重要。
-
政策融資(紐付き融資)は低金利だが、対象や枠があるため、それに頼りすぎず総合的に判断を。
-
相談窓口を使って自社に合った調達戦略を描くのが安心です。
この動画では、金融政策を背景にした企業家視点のリアルな資金調達戦略が語られています。「自社の金利影響ってどうなんだろう?」と思った方は、ぜひご覧になってみてくださいね。
無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523