税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです

コラム

移動販売 開業

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ビジネスの特徴


移動販売ビジネスは、キッチンカーや移動販売車を使って、特定の場所に縛られずに食品や商品などを販売する事業です。イベント会場、オフィス街、住宅街など様々な場所に出向いて販売を行い、フレキシブルな営業が可能です。収益構造は、主に商品の販売収益から成り立ちます。特に、初期投資が固定店舗に比べて低いため、利益率が高くなる傾向があります。出店場所やイベントに合わせたメニューの柔軟な変更も可能で、季節やトレンドに応じた販売戦略が重要です。

 

市場トレンド


1、ヘルシー志向の拡大

健康意識の高まりに伴い、低カロリー、グルテンフリー、ベジタリアン・ビーガン向けのメニューが需要を増しています。消費者が健康に配慮した食事を求める傾向が強まっています。

2、エコフレンドリーな取り組み

環境への配慮が一層重要視されており、再利用可能な容器や生分解性の包装、再生可能エネルギーを使用した車両など、エコフレンドリーな取り組みが増加しています。消費者の環境意識の高まりに対応するため、環境に配慮したビジネスモデルが求められています。

3、デジタル化とオンラインプレゼンス

オンラインでの事前予約や注文、ソーシャルメディアでの宣伝・プロモーションが重要視されています。特に、パンデミックの影響でデジタル化が加速し、顧客との接触を最小限に抑えたオンラインでのビジネスが求められています。

 

開業形態


●個人事業主

法人の設立

 

許認可


移動販売を開業する際に必要となる許認可や要件は以下になります。

■飲食店など営業許可申請

移動販売を開業する場合、食品衛生法に基づき保健所の「飲食店営業許可」が必要になります。
また、深夜に酒類の販売を行なう場合は「深夜酒類提供飲食店営業届」も別途必要になります。

■食品衛生責任者の設置

食品衛生法では、各店に1人「食品衛生責任者」を置くことが義務づけられています。
食品衛生責任者は、調理師、栄養士、製菓衛生師のいずれかの資格が必要です。有資格者がいない場合は、所轄の保健所が実施する食品衛生責任者のための講習会をし、テストに合格すれば有資格者になります。

■移動販売の要件に合った車の用意

移動販売をする場合、保健所からの許可が得られるような車の準備が必要です。冷蔵庫の設置や、扉付きの収納棚の用意、ネズミや虫が、ほこりが入らいない構造など衛生面に気を付けなければ保健所からの許可が得られないため、開業をする際には保健所に相談することをオススメします。

 

開業ステップ


店舗型で開業する際の一般的なステップは以下になります。

➀立地調査・選定

②事業計画書の策定

➂資金調達

➃工事・設備導入

➄メニュー・商品構成の検討

⑥許認可申請

⑦宣伝広告・プロモーション

⑧開業

 

開業資金


移動販売の開業資金は、一般的には約800万円前後が必要になります。

開業資金として大きくかかつ費用は「設備資金」です。事業に必要な機械・備品の導入費用、店舗の改装費など飲食店の開業には多くの設備資金が必要になります。また、「運転資金」も重要です。開業後すぐにお客様が来店されるとは限りません。そのため、最低1~3か月間の運転資金を準備する必要があります。そして、開業までに準備する備品や事務用品の費用、開業に必要な事務手続きや登記関連費用、保証金などの資金も必要になります。

起業を検討する際は、事業内容を決めるとともに、これらの開業資金を同時に考えることになります。開業するのに「いくら必要になるのか」「自分で用意できる金額はいくらあるのか」などを検討し、計画性をもって開業資金を準備しましょう。

 

会社設立


移動販売は個人事業でも開業できますが、法人化をすることによるメリットもあります。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。

①申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。
②免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
③審査
④許可

その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。

弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

収益モデル


開業の前に、事業計画の収益性を確かめることは重要です。特に飲食店では立地間環境や営業の時間帯、季節などによって売上の変動が大きくなる可能性があります。そのため、具体的に開業する飲食店の収益計画を策定することをお勧めします。

まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして作成してみてください。以下のリンクからダウンロードできます。

 

最後に


以上が移動販売を開業する際の全体像になります。

移動販売の開業には、車両の準備など多くの手間がかかります!

ですが、開業のハードルを越えた先にお客様の笑顔があります。

お客様に美味しい料理と温かいサービスを提供することで、地域社会に貢献し、多くの人々に笑顔を届けることができるでしょう。

 

弊社には、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、元金融機関の営業担当、補助金コンサルタントといった幅広い専門家が在籍しているため、みなさんの不安を解決することができます。

お客様の今後のビジョンを踏まえて、幅広い視点からご支援いたします。

弊社では無料の相談を行っていますので、開業に関して不安がある方はお気軽にご相談ください。

 

フリーダイヤル 0120-335-523

お問い合わせ

関連記事

新着コラム

  1. 地域の魅力を引き出し、活性化を目指す「魅力アップぬまた活性化支援事業」。
  2. 南幌町空き店舗活用支援事業補助金とは あなたのビジネスを次のステージへと導くチ...
  3. 新たなビジネスチャンスを掴むための絶好の機会が、余市町にやってきました!余市商工会議所が...
  4. 1 あなたのビジネスを次のステージへと導くチャンスがここにあります!岩内町では、空き店...
  5. あなたのビジネスを次のステージへと導くチャンスがここにあります!共和町では、地域の商工業...
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
V-Spirits総合研究所株式会社
インボイス・電子帳簿保存法 Q&A
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
V-Spiritsグループ Instagram
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX