
インボイス対策の新補助金「中小企業省力化投資補助金」発表!目的・対象・活用メリットを徹底解説
こんにちは!今回は時事通信社や経済産業省が公開した最新情報をもとに、新しく発表されたインボイス対策関連の補助金「中小企業省力化投資補助金」について解説します。2023年10月の報道段階では概要のみが示されていましたが、2023年11月10日に経済産業省のPR資料が公開され、制度の枠組みがより明確になってきました。
本補助金は、単なるインボイス対策にとどまらず、中小企業の省力化・生産性向上を強力に後押しする大規模支援制度となる見込みです。この記事では、最新情報をわかりやすく整理し、補助金の目的・対象・支援内容の予想、そして類似制度であるIT導入補助金との違いについて詳しくご紹介していきます。
目次
- 中小企業省力化投資補助金とは?
- 補助金の目的と背景
- 対象事業者(予想)
- 補助金額・補助率(予想)
- 対象経費・支給対象(予想)
- IT導入補助金との違い
- 想定される具体的な対象業種・機器
- PC単独申請は可能か?
- 対象業種による活用の可否
- 今後の動向と注意点
- FAQ(よくある質問)
中小企業省力化投資補助金とは?
「中小企業省力化投資補助金」は、2023年11月10日に経済産業省が公表したPR資料で正式名称が明らかになった新しい補助金制度です。
もともとはインボイス導入に伴う事務負担・業務負担を軽減するための支援として検討されていましたが、内容がブラッシュアップされ、より幅広い業務の自動化・省力化設備を支援する大規模補助金へと進化しています。
事業再構築補助金の再編?
報道によると、本補助金は事業再構築補助金の再編・統合に関連する可能性が高いとされています。これにより、従来の省力化設備投資や業務効率化のための機械導入が、より使いやすい仕組みに整理されることが期待されています。
補助金の目的と背景
制度の背景には、以下の課題があります。
- インボイス制度導入により、事務作業の負担が増加
- 中小企業の生産性向上が国全体の課題に
- 人手不足が深刻化し、省力化・自動化が急務に
こうした状況を踏まえ、本補助金は次のような目的を掲げていると推測されます。
インボイス対応+業務効率化を一体で支援
単にインボイス対応ツールの導入だけでなく、企業全体の省力化や収益力強化につながる機械・ITツールを幅広く支援する制度として設計されているようです。
申請手続きの簡素化も期待
報道では、「IT導入補助金のように簡易な申請手続きを想定」とされており、従来の煩雑な補助金申請に比べて、起業直後の企業でも使いやすい点が期待されています。
対象事業者(予想)
現時点では正式発表前のため確定情報ではありませんが、報道内容から以下の事業者が対象になる可能性が高いと考えられます。
- インボイス(適格請求書)の発行事業者
- 今後、適格請求書発行事業者になる予定の事業者
特に注目すべきポイントは、IT導入補助金のように「納税証明書の提出」が前提になる可能性があることです。もしこれが採用されれば、設立直後の会社でも対象になり得るため、スタートアップ企業や起業家にとっても朗報となります。
補助金額・補助率(予想)
現時点では未発表ですが、報道や類似制度から以下のような予想が立てられています。
参考:IT導入補助金のデジタル化基盤導入類型
最大350万円が補助されており、本補助金もこれに近い規模になる可能性があります。
また、対象経費の幅が広がる可能性があるため、一般的なITツール導入に加え、ロボットや機械設備など「より高額な設備」が対象になることが期待されています。
対象経費・支給対象(予想)
時事通信社の記事および日経新聞の続報から、補助対象として以下の内容が挙げられています。
- 生産プロセスの自動化設備
- 販売・接客の自動化設備
- 事務作業の自動化設備
期待される補助対象例
- 配膳ロボット(飲食店)
- 清掃ロボット(旅館・ホテル)
- 加工ロボット(製造業)
- 検査ロボット(製造業)
- 自動受付システム(来店型店舗)
- バックオフィス自動化システム
特に注目されるのは、政府が「カタログ形式で申請可能な機器一覧を提示する」点です。これにより、申請難易度が大きく下がり、導入可能な設備も明確化される見込みです。
IT導入補助金との違いは?
現段階では大きな違いが見えていないものの、次のような仮説が立てられています。
共通点
- インボイス対応ツールの導入が可能
- ITツール+設備投資が対象
- 中小企業の業務効率化が目的
違い(予想)
- 機械装置(ロボットなど)の比重が大きい
- 製造業・飲食店などの現場型業務に強い
- PC単独申請がしにくい傾向
つまり、実質的には「機械装置版のIT導入補助金」と捉えるとイメージしやすい制度だと言えます。
想定される具体的な対象業種・機器
旅館・ホテル業
- 客室清掃ロボット
- 自動チェックインシステム
飲食店
- 配膳ロボット
- セルフオーダーシステム
製造業
- 加工ロボット
- 検査用自動装置
PC単独申請は難しそう?
PCのみの導入が補助対象となる可能性は低いと見られています。
例外として、インボイス対応のクラウドツールとセットでPCが必要と判断されれば認められる可能性もありますが、制度の趣旨から見ても難易度は高いと予想されます。
対象業種による活用の可否
本補助金は「労働集約型産業」にとって非常に相性が良いといえます。
活用しやすい業種
- 製造業
- 飲食店
- 旅館・ホテル業
- 小売店
活用が難しい可能性のある業種
- ホワイトカラー中心の事務系企業
- 社員数が極端に少ない企業
省力化の余地が少ない業種では、対象設備の導入が現実的でない可能性があります。
今後の動向に注目
今後は、経済産業省から正式な公募要項や対象経費の一覧が発表される予定です。発表内容次第では以下の点が注目されます。
- 補助率・上限額の詳細
- 対象となる機器リストの公開時期
- 申請手続きの方法(簡略化の度合い)
- IT導入補助金との棲み分け
弊社では最新情報が発表され次第、YouTubeやブログで随時解説していきますので、ぜひチェックしてください。
FAQ(よくある質問)
Q1. インボイス登録をまだしていなくても申請できますか?
現時点では未定ですが、「登録予定」であれば対象になる可能性があります。
Q2. ロボット以外の設備は対象になりますか?
自動化につながる設備であれば、幅広く対象になると予想されています。
Q3. パソコンのみの申請は可能ですか?
難しいと予想されていますが、ITツールとセットであれば検討される可能性があります。
Q4. いつから申請できますか?
正式な公募要項が発表され次第、受付時期が明らかになります。
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引 主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。



























