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創業融資で“経験”が重視される3つの理由 ~飲食店を例にわかりやすく解説!~
はじめに:創業融資で最も見られる“実務経験”とは?
起業を目指す方にとって、避けては通れない「創業融資」。特に日本政策金融公庫をはじめとした金融機関の融資審査では、事業の計画書や自己資金と並んで、**「その業種での実務経験」**が非常に重視されるのをご存じですか?
「料理は得意だから飲食店を始めたいんです」「この地域に貢献したいからお店を開きたいんです」――そういった“想い”も素晴らしいのですが、金融機関がまず見たいのは“現場を知っているかどうか”という冷静な視点なのです。
では、なぜそこまで“経験”が大事とされるのか? 今回は飲食店の開業を例に、実際の現場で感じる3つのポイントに絞って、わかりやすく解説していきます。
経験が重視される理由①:経営に耐えうる現場経験があるか?
ズバリ言いますと、事業を成功させるには“厨房で料理ができる”だけでは不十分なんです。
飲食店の経営には、
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食材の仕入れ
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仕込み
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接客
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衛生管理
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スタッフの育成・管理
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会計や給与計算などのバックオフィス業務
…と実に多くの要素が絡んできます。
つまり、単なる“調理人”ではなく“経営者”として、現場全体をマネジメントできる力が求められるわけです。
「一店舗を任されていました」「原価率を意識して仕入れをしていました」というような具体的な経験がある方は、やはり評価されやすいです。
経験が重視される理由②:売上をつくるノウハウがあるか?
飲食業界に限らず、どの業種でも経営の要は“売上”です。
過去の職場で「こんな販促をして売上が伸びた」「この時期はこういったメニューが人気だった」といった具体的な“成功体験”がある方は、それだけで信頼性が増します。
反対に、「うちのラーメンは美味しいんだからお客は来るはず!」という“味勝負”一本槍では、なかなか厳しい時代です。競合他社との差別化、集客導線の設計、リピーター獲得など、売上を意識した経営感覚が問われるのです。
経験が重視される理由③:逆境を乗り越えた体験があるか?
起業の道は、決して平坦ではありません。特に近年は、コロナ禍のように社会全体が揺れる大きな危機もあります。そんなときこそ“経験”がものを言います。
「チラシを撒いて集客した」「ポップで売れ筋商品をアピールした」など、小さな工夫の積み重ねで売上を回復させたエピソードがある方は、“逆境力”を持っていると評価されやすいのです。
経験があることで、“ピンチをチャンスに変える”発想ができる。これは、創業後に何よりも重要な資質です。
創業融資を通すために大切な視点
金融機関が経験を重視するのは、「この人は本当にこのビジネスで食べていけるのか?」というシンプルな視点からです。
経験が乏しい場合でも、同業種で豊富な経験を持つパートナーや、現場で支えてくれる人材がいることをアピールすれば、評価を上げることができます。
まとめ:創業融資成功のカギは“経験の棚卸し”にあり!
今回ご紹介した3つのポイントは、いずれも実際の融資審査の現場で見られている要素です。今までの職歴をもう一度見直し、「どんな経験が、どう活かせるか?」という視点で棚卸しをしてみてください。
創業融資の成功は、起業の第一歩を大きく後押ししてくれます。経験不足を理由に夢を諦めないでください。あなたの想いを“実現可能なビジネス”に昇華するために、我々専門家は全力でサポートしています。
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