北海道信用保証協会の魅力的な取り組み
北海道信用保証協会は、地域の中小企業を支えるために多様な保証制度を提供しています。特に、無担保無保証人保証（特別小口）は、健全な経営を行っている小規模企業者にとって非常に魅力的な制度です。
無担保無保証人保証（特別小口）制度の詳細
この制度は、特別小口保険を利用した無担保無保証人による小口金融の保証で、責任共有制度の対象外となっています。以下に、制度の詳細を紹介します。
資格要件
- 保証の対象となる事業を行う会社および個人の方で、常時使用する従業員数が20人（商業またはサービス業を主たる事業とする事業者については5人）以下のもの。
- 「信用保証委託申込日」の1年以上前より、道内において同一業種の事業を行っており、引続きその事業を行うこと。
- 次のいずれかの税金について、信用保証委託申込日以前1年間において納期限が到来した租税があり、かつ当該税額を完納していること。
- 源泉徴収による所得税以外の所得税
- 事業税または道民税もしくは市町村民税の所得割
保証限度額
2,000万円以内。ただし、既存の無担保無保証人保証残高を含み、この制度以外の保証残高がある場合は利用することができません。
資金使途
事業資金
返済方法
一括返済または分割返済
保証期間
定めなし
貸付形式
手形貸付、証書貸付、手形割引。ただし、極度設定のある貸付・割引（根保証形式のもの）を除く。
融資利率
金融機関所定
担保
不要
保証人
不要
保証料率
信用保証料率表（PDF）
必要書類
通常の申込書類のほか、納税証明書
制度を活用してビジネスを成長させよう
北海道信用保証協会の無担保無保証人保証（特別小口）制度を活用することで、資金調達のハードルを下げ、ビジネスの成長を加速させることができます。ぜひ、この機会に制度を利用して、さらなる発展を目指しましょう。
融資の手続きって何から始めればいいの？といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております！
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公／Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫／Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫（旧国民金融公庫）に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。
