創業支援資金の魅力
新たなビジネスを始める際、資金調達は大きな課題です。鳥取県では、創業支援資金を通じて、起業家の夢をサポートしています。この記事では、その詳細についてご紹介します。
融資対象者
創業支援資金の融資対象者は、以下の条件を満たす方々です。
- 事業を営んでいない個人で、本資金の融資実行後1月以内に新たな事業を開始する具体的計画を有するもの
- 事業を営んでいない個人で、本資金の融資実行後2月以内に新たな会社を設立し、当該会社で事業を開始する具体的計画を有するもの
- 中小企業である会社で、自らの事業の全部又は一部を継続して実施しつつ、分社化により新たに中小企業である会社を設立し、当該新設会社で事業を開始する具体的計画を有するもの
- 事業を営んでいない個人で、新たに事業を開始し若しくは新たに会社を設立した後5年を経過していないもの、又は中小企業である会社で、新設会社を設立した後5年を経過していないもの
資金使途と融資条件
創業支援資金は、創業等に係る事業の実施のために必要な運転資金及び設備資金に利用できます。ただし、新会社設立のための資本金や株式取得資金は対象外です。
融資期間は10年以内(据置2年以内を含む)で、融資限度額は1億円です。融資利率は年1.66%(変動金利)となっています。
支援金と保証料率
設立・開業一年後支援金も用意されており、条件を満たす方には支給されます。保証料率は、一般貸付で年0.21%~0.48%、スタートアップ創出促進貸付で年0.80%です。
保証人及び担保
一般貸付では、創業関連保証が適用された額については担保及び保証人を徴求しません。スタートアップ創出促進貸付では、物的担保及び保証人は徴求しません。
まとめ
鳥取県の創業支援資金は、起業家にとって心強い味方です。新たなビジネスを始める際には、ぜひこの制度を活用してみてください。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。