
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
631の法則でチームも外注も活性化!
〜競争と成長を生み出す経営の知恵〜
はじめに
経営の現場では、社内外問わず「人」に関わる判断が業績に直結します。
特に、同じメンバーや外注先と長年付き合っていると、どうしても安心感が慢心に変わりがち。
そんな時に役立つのが「631の法則」です。
この法則を上手に活用すると、誰もが得する健全な競争環境を作り出し、チームや外注先の能力を最大限に引き出せます。
今回の記事では、その仕組みと実践方法を、動画の内容をもとに中野裕哲風のわかりやすい口調でまとめました。
631の法則とは?
野球から学ぶ競争の大切さ
まず、動画では野球の守備番号のジョークから始まります。
6=ショート、3=ファースト、1=ピッチャー。
本来なら「643」のダブルプレーですが、「631」になったのは、セカンドがいなくなったから——という軽妙なエピソード。
この話の肝は、誰もがポジションに安住せず、競争環境を作ることの大切さにあります。
野球でコンバート(守備位置の変更)を行い、選手に刺激を与えるように、会社でもあえて競争を促す仕組みが必要です。
法則の数字の意味
631の法則の数字は、割り当てる仕事量の割合を指します。
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6(60%):1軍(最も実力が高いチーム・外注先)
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3(30%):2軍(有望株・実力者だが1軍には一歩及ばない)
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1(10%):3軍(新人・試験的に起用する相手)
たとえば広告運用を月100万円行う場合、
60万円は信頼できる1軍に任せ、30万円は2軍に、残り10万円は新人や新規の外注先に試してみる——こうした配分です。
なぜ効果があるのか?
1. 健全な競争を生む
全てを1軍に任せきると、どうしても「安泰だ」という心理が働き、成長の余地が減ります。
逆に、常に2軍・3軍が控えていると、1軍も「抜かれるかもしれない」と思い、手を抜けません。
2. 新しい才能を発掘できる
3軍に少額の案件を試験的に任せることで、思わぬ逸材を発見できるチャンスが生まれます。
結果が出れば、2軍・1軍へと昇格。逆に、成果が振るわなければ他の候補を試すことも可能です。
3. 外注先にも良い緊張感を与える
長年の付き合いがある外注先でも、この仕組みを適用することで慢心を防ぎ、常に質の高い成果を維持できます。
実践のステップ
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業務を数値化する
金額や工数で明確に分け、配分の基準を決める。 -
1軍・2軍・3軍を選定する
現在の成果・信頼度・将来性をもとにランク付け。 -
定期的に入れ替え戦を行う
期間を決めて成果を比較し、昇格・降格を判断。 -
全員にフィードバックする
なぜその評価になったのかを説明し、改善の方向性を共有する。
社長の視点での注意点
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情に流されすぎない
長年の関係があっても、成果に基づいて判断する姿勢が必要です。 -
冷たさではなく温かい厳しさ
競争はあくまで成長のため。評価の背景を丁寧に伝えれば、相手も納得しやすくなります。 -
全員が得をする仕組み作り
昇格のチャンスがあると、モチベーションは全員に広がります。
まとめ
631の法則は、単なる数字の割り振りではありません。
**「常に競争と成長を生み出す経営の仕組み」**です。
この仕組みを社内チームや外注先に導入すれば、
常にフレッシュな空気が流れ、会社全体のパフォーマンスが底上げされます。
動画では、野球のユーモアから始まりつつ、経営の実務に落とし込むまでの流れがテンポ良く語られています。
「長年同じ相手に任せきっているけど、このままでいいのか?」と感じている経営者には特におすすめです。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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