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コラム

【教えて小峰さん!】信用金庫の仕事の実態!!

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Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。

以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。

信用金庫のリアルな現場経験から学ぶ!元職員が語る銀行員の仕事と経営者が知っておくべきポイント

はじめに

こんにちは。税理士・行政書士・中小企業診断士の中野裕哲です。

経営者の皆さんにとって「銀行員がどんな仕事をしているのか」というのは、意外と知っているようで知らない世界かもしれません。

「なぜうちの会社には銀行の営業が来ないんだろう?」
「どんな時に銀行員は動いているんだろう?」
「どうすれば信金の担当者とよい関係が築けるのか?」

こうした疑問に答えるために、今回は信用金庫で実際に働いていた経験をベースに、銀行員がどんな業務を行っているのかを分かりやすくご紹介します。

動画ではユーモアを交えながら赤裸々に語られていますが、この記事では「経営者目線で知っておくと得するポイント」を整理してお届けします。


信用金庫で担当してきた主な業務

信用金庫での経験を大きく分けると、次の5つの業務が中心でした。

  1. 窓口業務

  2. 後方事務

  3. 営業活動

  4. 預金業務(集金・定期預金)

  5. 預かり資産業務(投資信託・保険販売)

それぞれ、実際にどういう内容だったのか見ていきましょう。


窓口業務 ― 1日でクビになった!?

信用金庫に入社した当初、最初に担当したのは店舗の窓口業務。
ところが、パソコンを使った操作に不慣れで、なんと1日で窓口から外されたというエピソードがあります。

銀行業務というと「窓口でにこやかに対応する」イメージを持たれる方も多いですが、実際には機械操作や処理能力も求められる世界。
得意不得意が大きく影響するため、ここでの経験はごく短期間に終わりました。


後方事務 ― 3ヶ月間の苦戦

窓口の後は、窓口担当の裏でサポートを行う後方事務へ。
ここでも日々の処理業務に追われ、「事務仕事が苦手だ」と痛感した日々だったといいます。

ただ、この経験を通じて 「銀行の仕組みを裏側から理解できた」 ことは、後の営業活動に大きく役立ちました。


営業活動 ― 苦労と学びの連続

いよいよ営業デビュー。ここからが本格的な銀行員ライフの始まりです。

  • 中小企業の社長の前に一人で座り、話をする

  • しかし、最初は知識不足で「社長、お金借りませんか?」とだけ言っていた

という笑えるような、しかしリアルな苦労話があります。

営業活動のスタイル

  • 1日のスケジュールを立てて、訪問先を計画

  • 既存の顧客はもちろん、新規開拓のために飛び込み訪問も実施

  • たまたま街中で社長と遭遇し、そこから関係をつなげることも

こうした泥臭い活動を積み重ねることで、信頼関係を少しずつ築いていきます。

経営者へのヒント

「銀行員が来ない」と嘆く経営者の声を聞きますが、実際には 銀行員が積極的に訪問するのは「取引拡大の見込みがある企業」 です。
逆に言えば、経営者側から声をかけることも大切です。


預金業務 ― 集金や定期預金の営業

営業活動の一環として、売上金の集金や定期預金の勧誘なども行いました。
「お金を預かる」という仕事を通じて、お客様との接点が自然と増え、信頼関係を築く重要な役割を担っていました。


預かり資産業務 ― 投資信託や保険の販売

銀行員は「融資」だけでなく、「資産運用商品の販売」も重要なミッションです。
投資信託や保険の販売を集中して行う時期があり、数千万円単位の契約を任されることもありました。

現在は資格を手放していますが、当時は正規の代理店として販売業務を担当。
銀行員といえども、証券や保険の知識も必要になるのです。


信用金庫での10年間を振り返って

最終的には、営業と預かり資産業務が仕事の中心となり、10年間の大部分をこの活動に費やしました。

つまり「銀行員=お金を貸すだけ」というイメージは大きな誤解であり、

  • 融資

  • 預金

  • 保険や投信の販売
    と幅広い役割を担っているのが実情です。


経営者が知っておくべき銀行との付き合い方

  1. 銀行員は「忙しい」のが当たり前
    → 全ての企業に自動的に訪問するわけではない。

  2. 自社から声をかけることが有効
    → 「銀行が来ない」と待つのではなく、こちらから接点を作る。

  3. 資産運用や保険も銀行経由で相談可能
    → 「融資」だけが付き合い方ではない。

  4. 信頼関係を築くのが最優先
    → 融資条件にも影響するため、普段からの関係性が重要。


まとめ

信用金庫での業務を振り返ると――

  • 窓口・後方事務で基礎を学び

  • 営業活動で泥臭く社長と向き合い

  • 預金や保険の営業で信頼を深める

という流れを10年間続けてきたことが分かります。

動画ではさらに「新人時代の失敗談」や「飛び込み営業の工夫」など、臨場感あるエピソードが紹介されています。
ぜひあわせてご覧いただき、**「銀行員のリアル」**を体感してみてください。

 

 

 

フリーダイヤル tel:0120-335-523

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