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コラム

社長になるなら覚悟を決めろ!!社長・経営者の責任

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Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。

以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。

「郵便ポストが赤いのも社長の責任」――一倉定先生の名言に学ぶ、経営者の覚悟と使命

はじめに

「郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、ぜーんぶ社長の責任」

どこかで耳にしたことのあるこのフレーズ。実は、伝説の経営コンサルタント・一倉定先生が語ったとされる名言です。今回はこの言葉をテーマに、社長の責任の本質、そしてそれに伴う「覚悟」と「行動」について、わかりやすく、実務的に、経営者の目線に立って解説してまいります。

会社のトップに立つとはどういうことなのか?「理不尽な責任」とも言える重みの正体とは?そして、それでも「社長になりたい」と思える魅力とは何か?経営に携わるすべての方にお届けしたい内容です。


社長はなぜ「全部の責任を負う」のか?

郵便ポストが赤いのも…? 理不尽に聞こえる責任の正体

この言葉、最初に聞いたときは「そんなバカな」と思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、実はこれ、会社経営の真理を突いているのです。

会社が倒産したらどうなるか?
従業員、その家族、取引先、金融機関――その影響は計り知れません。従業員の生活が失われ、取引先には迷惑をかけ、売掛金の未回収で連鎖倒産のリスクも…。

社長という立場は、そのすべての矢面に立つポジションなのです。


「知らなかった」では済まされない時代

現場が見えなくなるリスクと、急成長の落とし穴

「そんなの、現場で勝手にやっていたことでしょ…」
もしもそう言い訳したくなるような出来事が起きても、世間はこう見ます。「社長が知らなかったなんて、通用しない」と。

特に企業が急拡大していくと、社長の耳に入らない場所で多くのことが動いてしまいます。1人経営時代にはなかった「情報の断絶」が生まれる瞬間です。

だからこそ、社長の最も大切な仕事は「聞き耳を立てること」。問題の兆候に耳を澄ませ、社員の声に真摯に耳を傾ける姿勢が求められます。


報告文化が会社を救う! 「悪い報告を歓迎する社長」になろう

会社によっては、ミスを報告しなかった社員よりも、隠した社員をより厳しく処分するところもあります。それは、「問題そのもの」よりも「隠されたこと」の方が、ダメージが大きいから。

社員に伝えましょう。「悪いことこそ、すぐに報告して」と。
そのためには、報告を責めず、感謝の姿勢を示すことが大切です。


会社が大きくなる前に備えておこう

1人社長はすべてが見える。でも…

起業初期、1人でやっている間は、全てを把握できます。自分が動いて、自分が売って、自分が管理しているわけですから、見落としがありません。

でも、いずれ社員を雇い、事業を拡大していくと、「任せる」場面が増えてきます。そのとき、必ず出てくるのが「現場との距離感」です。

だからこそ、組織を作り始めるそのタイミングで、「報告・連絡・相談」の文化を根付かせましょう。会社の規模とともに、仕組みも成長させる必要があります。


「ノブレス・オブリージュ」――高い地位に伴う責任

フランス語で「ノブレス・オブリージュ」という言葉があります。
「高い地位にある者は、それにふさわしい責任を果たす義務がある」という意味です。

社長という立場も、まさにこれに当てはまります。
会社を背負うということは、従業員の人生、取引先との信頼、そして社会への責任も背負うこと。

責任を引き受ける覚悟こそが、経営者の「資格」なのです。


「保証人不要の融資」の落とし穴

最近では「個人保証が不要な創業融資」も増えてきました。
一見ありがたい制度ですが、ここにも落とし穴があります。

「保証がないなら、気がラク」と感じる起業家がいますが、金融機関の目は厳しくなります。「責任感が薄いのでは?」と疑われることもあるのです。

制度はありがたいですが、心構えは別です。保証の有無にかかわらず、「逃げずに責任を取る」覚悟を持っているかどうかが、本当の意味での信頼につながります。


子どものころに抱いた「社長ってかっこいい!」という気持ち

筆者自身、社長という仕事に憧れたのは、小学生のころ。
親戚に経営者が多く、正月に集まったとき、「社長っていうのはな、社員の家族まで面倒を見る覚悟が必要なんだ」と言われたのがきっかけです。

その言葉に、ビリビリとしびれました。「なんてカッコいいんだろう」と。
あのときの感動が、今の自分を支えてくれているのです。


社長は搾取する存在ではなく、「皆を守る」存在であるべき

世間では、経営者=搾取する人、という偏見もあります。
ですが、本来の社長とは「みんなが幸せになるように全体を導く存在」。

従業員も、その家族も、取引先も、そしてお客様も。
関わる人みんなが「この会社と関われてよかった」と思えるように、全力を尽くす存在です。


おわりに:社長の責任は「理不尽」じゃない。誇りある使命です

「すべての責任を社長が負うなんて、理不尽だ」と感じる方もいるかもしれません。
でも、それは裏を返せば「全体をコントロールできる立場にある」ということ。

それだけ自由度が高く、自分の理念を形にできるポジションなのです。
だからこそ、覚悟を持ち、誇りを持って、会社経営に向き合いましょう。

無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!

フリーダイヤル 0120-335-523

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