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【製造業編】新事業進出補助金の使い方を解説!老舗も新規参入もOK!あなたの“挑戦”を国が応援します!
はじめに:製造業でも補助金、使えるんです!
ズバリ言います。
これまで「製造業って補助金向きじゃないんじゃ…?」と感じていた方。
それは大きな誤解です!
実は「中小企業新事業進出補助金」は、製造業こそドンピシャで使える補助金なんです。
本記事では、その理由と活用事例、そして注意点までをわかりやすく解説していきます。
まずはおさらい:新事業進出補助金の基本
この補助金は、既存事業と異なる「新事業」に挑戦する中小企業を応援するもの。以前の「事業再構築補助金」の後継的な位置づけです。
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補助額:750万円〜最大9,000万円
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補助率:1/2(つまり、補助を受けるには最低1,500万円の投資が必要)
対象となる経費のジャンルは?
代表的なものはこちら:
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機械装置費
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システム構築費
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建物費
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広告宣伝費
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専門家への依頼費
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人件費など
ただし、機械装置・システム・建物費のいずれかを含まないとNGです。
製造業での具体的な活用事例
事例①:農家が自社で野菜加工に挑戦!
今まで農協に卸していた農家さんが、「うちでジャムやジュースを作ろう」と新たに加工場を開設。まさに“1次産業→6次産業”のモデルです。
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設備:ジュース搾汁機、瓶詰ライン、建物の一部改装
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売り方:ECサイトを作って全国販売
これも立派な製造業への進出。補助金の対象になります。
事例②:氷店が「自社ブランド」商品を製造
今までは他社から仕入れて販売していた小売店が、自社で製品開発・製造を始めたケース。
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例:オリジナルの化粧品、調味料、健康食品など
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設備投資:充填機、ラベル貼付機、パッケージ機
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販路:SNS広告、展示会出展
ここでも機械装置費や販促費が補助対象になります。
事例③:製造+販売のハイブリッド戦略
製造した商品を「自社だけで売る」のではなく、他社に卸すことで販路を拡大。
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今までのライバルが、実はこれからの取引先になる
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卸先が増えることで、販路が一気に全国展開に
まさに“戦わずして勝つ”戦略です。
製造業での申請時のポイント
機械装置費は必須と考えよう
製造業での申請において、機械装置費の割合が高いほど通りやすい傾向があります。人力だけでは“製造業”とは認定されにくいため注意しましょう。
建物費は工場新設や改装に活用できる
「既存の倉庫を食品加工場にリフォームする」といったケースは、建物費+設備費の組み合わせで有効です。
製造だけじゃダメ!販路拡大もセットで
作って終わりではなく、「どう売るか?」が重要です。
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ECサイトの構築
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広告出稿
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パッケージデザインの刷新
これらの費用も補助対象になります。
よくある質問(Q&A)
Q:製造業って、工場を持たなきゃいけないの?
A:必ずしもそうではありません。少量生産やクラウドキッチン的な発想でもOK。小ロットで高付加価値の商品を目指すのもありです。
Q:販路がないけど申請しても大丈夫?
A:問題ありません。むしろ補助金でECサイトや広告を活用して、販路を拡大していくことが目的です。
Q:人件費や開発費も出る?
A:はい、一定割合で認められています。ただし、補助金全体の50%以上は“設備投資”に使うことが原則です。
製造業×補助金で実現する未来
今まで「ライバルだった会社」が、次の取引先になる。
そんな新しいビジネス関係が、補助金をきっかけに生まれています。
製造業の強みは「モノが作れること」。
でも今は、それだけではなく、「売り方・見せ方」まで一貫して考える時代です。
補助金は、単なる資金援助ではなく“経営を変えるチャンス”です。
専門家の無料相談をぜひ活用ください
製造業の定義や適用範囲がわかりづらい場合もあります。
そういう時は、どうぞお気軽に無料相談をご利用ください。
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「この設備、対象になるかな?」
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「新規事業になるか不安…」
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こんなお悩み、すべてご相談いただけます。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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