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コラム

自己資金ゼロでも大丈夫!公庫融資で夢を叶える起業のリアル

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自己資金ゼロでも起業はできる?会社員のあなたが今から準備するべきこと

「1年後に会社を辞めて起業したい。でも貯金がほとんどない」

そんなご相談を、私はこれまで何百件と受けてきました。

ズバリ言います。自己資金ゼロでも創業融資を受けることは可能です。

しかし、それは誰でも簡単にできるというわけではありません。

今回は、現在会社員で、1年後に起業を考えているあなたに向けて、「自己資金がない状態」から起業を実現するための具体的な準備方法、そして、創業融資を成功させるためのポイントを丁寧に解説していきます。

起業に必要な自己資金とは?

創業融資では、自己資金が審査のポイントの一つになります。

では「自己資金」とは何を指すのでしょうか?

簡単に言えば、自分の力でコツコツ貯めたお金です。

親からの援助や、一時的に借りたお金、証明できない入金などは自己資金として認められません。

自己資金の割合は、全体の必要資金に対して、最低でも1割〜2割あると理想です。

自己資金ゼロでも借りられる例外とは?

例外的に、自己資金がゼロでも創業融資を受けられる場合があります。

たとえば、以下のようなケースです:

  • これまでの経験・スキルが抜群に高く、ビジネスプランが実現性に富んでいる場合
  • 確実な売上見込みが既にある場合(契約書などがある)
  • 家族や知人が保証人・連帯保証人となる場合

とはいえ、これらはあくまでも例外。基本はやはり「自己資金がある方が強い」です。

会社員だからこそ有利に進められる「今からできる準備」

ポイントはここです。会社員の今だからこそ、できることがあります。

ステップ1:まずは貯金を始める

これは一番シンプルで確実です。

月に3万円ずつ貯めれば、1年間で36万円。

「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、これが通帳に毎月記録されていることが大事なのです。

通帳を見れば、金融機関の担当者も「この人は計画的に準備しているな」と感じてくれます。

ステップ2:副業で実績をつくる

もし可能であれば、副業で起業予定の事業と同じことを始めてみましょう。

たとえば、WEB制作で独立したい方なら、副業としてクラウドソーシングで受注する。

飲食店をやりたいなら、週末だけイベント出店してみる。

これが「経験・実績」として評価されるのです。

ステップ3:事業計画書を練る

創業融資において、事業計画書は生命線。

自分のビジネスがどれだけ実現可能性があるのか、どんなニーズに応えるものなのか、数字はどれくらい見込めるのか。

この部分をじっくり詰めていきましょう。

自己資金ゼロでも創業融資に成功した事例

事例:30代会社員Aさん(女性)

  • 副業でアクセサリー販売をしていた
  • 自己資金は10万円程度
  • 1年かけて販売実績を作り、ネットショップを運営
  • 日本政策金融公庫より300万円の融資を獲得

ポイントは、売上実績とコツコツとした準備の姿勢でした。

よくある質問(FAQ)

Q. 両親からの借金でも自己資金になりますか?

A. 原則として、借金は自己資金と認められません。贈与であれば可能性はありますが、贈与税の注意が必要です。

Q. クレジットカードのリボ払いが残っているのですが、影響しますか?

A. はい、影響します。創業融資では信用情報もチェックされるため、残債はなるべく整理しておくべきです。

Q. 自己資金がまったくなくても、どうしても融資を受けたい場合は?

A. 融資の金額を抑える、親族からの出資にする、協同経営者を迎えるなどの工夫が必要です。

まとめ:自己資金ゼロでもチャンスはある

いかがでしたか?

「自己資金がないから起業できない」と思っていた方も、考え方が少し変わったのではないでしょうか。

自己資金ゼロでも、1年間という時間を有効に使えば、融資獲得の可能性をグッと引き上げることができます。

まずは貯金から。そして実績を積み、しっかりとした事業計画を。

その一歩一歩が、未来のあなたの起業を支える力になります。

お気軽にご相談くださいね。

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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