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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
PayPay銀行がついに“事業性融資”に参入!
ネット完結時代の資金調達をどう使いこなすか——メリット・デメリットを専門家が分かりやすく解説
起業家や小規模事業者の皆さんから、最近とても多く寄せられるテーマがあります。
それが、
「PayPay銀行が事業性融資を始めたって本当ですか?」
という質問です。
結論から申し上げますと、
はい、本格的に参入してきました。
ネット銀行の中でも圧倒的な存在感を持つPayPay銀行が、
これまでの「ビジネスローン」的な商品にとどまらず、
信用保証協会付きの“事業性融資”に乗り出した——
これは資金調達の世界で、かなり大きな変化です。
今日はこの動きを踏まえながら、
「じゃあ結局、使ったほうがいいの?」
「ネット完結って便利だけど、注意点は?」
という疑問にズバッとお答えしていきます。
目次
なぜPayPay銀行の参入が“ニュース”なのか?
これまでネット銀行は、
-
口座開設が早い
-
オンラインで完結
-
個人向けの簡易ローンはある
といったイメージが強く、
「普通の銀行のように事業性融資は受けられない」
というのが当たり前でした。
ところが今回、PayPay銀行は、
信用保証協会付きの本格的な事業性融資に参入
してきたわけです。
これは、従来の、
「融資=地銀・信金に行かないとダメ」
という常識が崩れつつあることを意味します。
起業家・小規模事業者からすると、
選択肢が増えるのは単純に嬉しいことですよね。
しかし、メリットばかりではありません。
ここを冷静に見る必要があります。
メリット① ネット完結で“申込スピードが段違い”
PayPay銀行の最大の魅力はここ。
入口の審査(事前審査)のスピードが尋常ではないほど早い。
動画の中の会話でもありましたが、
なんと
翌日には「取り上げます/取り上げません」の返答が来る
というスピード感。
通常、地銀・信金だと、
-
担当者がヒアリング
-
社内で検討
-
動き出すまでに数日〜1週間
-
そこから審査開始
という流れになるため、
早くても1〜2週間はかかるものです。
ところがネット銀行は、書類をアップすればすぐにスクリーニングできるため、
「まず入口だけでも早く知りたい」
という方には、とても大きなメリットです。
メリット② 申し込み手順が分かりやすい
PayPay銀行はオンライン中心のため、
画面に従って入力するだけで、
比較的スムーズに申し込みができます。
初めて融資を申し込む方でも、
-
何を用意すればいいか
-
どの順番で進むか
-
どこにアップロードするか
が視覚的に分かるため、
非常にハードルが低い。
対面の銀行だと、
-
どこまで話していいか
-
事業の説明をどれだけすればいいか
-
担当者にどう見られているか
が気になってしまう人も多いですが、
Web申込では淡々と進められるのも利点です。
デメリット① “Webゆえの冷たさ”…落ちるときは一瞬
ここはネット完結の宿命とも言えます。
Web審査の場合、
ダメな場合は、本当に一瞬でNGになる
という特徴があります。
通常の銀行なら、担当者が
-
補足説明を聞いてくれたり
-
書き方のアドバイスをしてくれたり
-
誤解を解消してくれたり
と“人間の緩衝材”が入るため、
多少の齟齬があっても何とかなるケースがあります。
しかしネット審査は、
-
数字
-
申告内容
-
書類
-
過去の取引
を機械的にチェックするため、
「微妙」なら即NG。
これは事業者にとっては大きなデメリットです。
デメリット② リアルで伝わる“熱量”が伝わりにくい
——ネットは“ニュアンス”が苦手
動画内でも語られていたポイントですが、
これは本当に大切な視点です。
事業には、“言葉では伝えきれない魅力”があります。
たとえば、
-
製品の重さ
-
触り心地
-
店舗の雰囲気
-
試作品の質感
-
お客様のリアルな反応
これは、Webの申し込み画面では絶対に伝わりません。
実際の例として紹介されていた、
「持った瞬間に分かる重さと納得感」
こうした感覚的な魅力は、
リアルでしか伝えられないのです。
金融機関の担当者が実際に店舗や工場を見に来るのは、
まさにこの“リアルな空気感”を見るため。
つまり、ネット融資ではそこが欠ける——
これが大きなデメリットになります。
リアルが強い事業・ネットが強い事業
これは非常に重要なポイントです。
●ネット融資が向いている事業
-
コンサル業
-
Web制作
-
広告・マーケティング
-
物販(データ中心のモデル)
-
フリーランス系
-
売上・実績が数字で語れる業種
これらは、事業の価値を“言語化しやすい”ため、
ネット融資との相性が良いです。
●リアルの金融機関のほうが向いている事業
-
飲食店
-
サロン・美容室
-
小売・サービス業
-
製造・加工
-
店舗型ビジネス全般
これらは“空気感”が極めて重要です。
ラーメン店が
「写真だけでは本当の良さが伝わらない」
のと同じで、リアルで見せる強みがあります。
ネット完結だけで勝負すると、
本来の魅力が伝わらず損をする可能性があります。
結論:こんな人はPayPay銀行が向いている/向いていない
◆ PayPay銀行が向いている人
-
まず仮審査だけでも早く知りたい
-
Webで完結したい
-
事業内容が数字で語れる
-
コンサル・IT・物販などの非店舗型ビジネス
-
担当者との会話が苦手
これらの方にはとても良い選択肢です。
◆ PayPay銀行を慎重に考えるべき人
-
実店舗で勝負する事業
-
製品の“手触り”が価値に直結する事業
-
初めて融資を受ける
-
事業計画を言語化するのが苦手
-
人の応援があったほうが安心できる
こうした方は、
地銀・信金などリアルな金融機関のほうが
圧倒的に伝わりやすいです。
不安な人は専門家に相談しよう
——視聴者の方へ
動画でもお話しされていましたが、
融資の選び方は、
-
事業内容
-
フェーズ
-
実績
-
個人の性格
-
将来展望
によって、ベストが変わります。
「どこに相談すべきか分からない」
という状態で選ぶのが、最も危険です。
もし迷ったときは、
起業支援の専門家に軽く相談してみてください。
ほんの数十分の助言で、進む道がグッと明確になります。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523



























