
融資交渉は書類が9割!!
目次
テーマの紹介
今回のテーマは、【融資交渉は〇〇が9割!!】です。
ここを押さえておかないと、どれほど素晴らしい志や熱い思いがあっても、銀行は見向きもしてくれません。
その「〇〇」とは……書類です。
なぜ書類が重要なのか
銀行では融資を行う際に「稟議書(りんぎしょ)」という社内文書を作成します。
稟議書には以下のような情報が必要です:
- 現在の業績・業況の推移
- 融資が必要な理由
- 返済計画
- 今後の経営見通し
つまり、銀行員が社長に本当に聞きたいのはこういった具体的で数値的な内容です。
書類が不備だとどうなるか
自社のビジョンや情熱をどれだけ語っても、それが資料として正確に提出されていなければ意味がありません。
説明内容が曖昧だったり、資料と一致しない回答をすると、「この社長は信用できない」と思われてしまうリスクがあります。
たとえ上手に受け答えができたとしても、口頭説明だけでは銀行員の記憶に残りません。
銀行の意思決定と書類の関係
銀行融資の決裁権限は、基本的に支店長以上です。支店長は毎日大量の稟議書に目を通しています。
書類の無い稟議、または口頭説明に依存した稟議は、優先度が下がり後回しになります。
特に本部決裁案件では、付帯資料が不十分だったり、内容が不明瞭だと「否決」される可能性が高くなります。
これは創業間もない企業も、歴史ある企業も変わりません。
書類保管と今後の関係性
銀行は提出された書類を原則として保管しています。
過去の資料を見返すことで、「この企業はきちんと対応してくれる」という評価につながり、担当者が変わっても良好な関係を維持する助けになります。
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