資本性劣後ローンを知っていますか?資本性劣後ローンは、スタートアップ・ベンチャー企業や新事業展開・海外展開・事業再生等に取り組む企業の財務体質強化が図れます。2025年に日本政策金融公庫の通常資本性劣後ローンの要件を見直すことが明らかになりました。資本性劣後ローン及び要件の見直しについて解説します。
資本性劣後ローンの特徴
資本性劣後ローンの特徴は3つあります。
①期日一括返済 ➡最終回一括支払となり、その間は利息のみ支払となります。
②業績に応じた金利設定 ➡業績が低調な時には低金利となります。
③疑似出資となっています ➡金融機関の資産査定上、自己資本みなせ財務体質強化ができます。
資本性劣後ローンの要件はどこが見直されるのか?
現在令和6年補正予算案(中小企業・小規模事業者等関連予算)で発表されている内容としては、成長志向の中小企業の後押しを積極的に行い、省力化投資に取り組む事業者を対象に追加、金利水準の引き下げ、貸付限度額の拡充などです。
まとめ
2025年は成長志向の強い中小企業にとって充実した支援策が講じられることが予想されます。特に、スタートアップ・ベンチャー企業にとっては資金調達がしやすくなるとも言えます。V-Spiritsでも数多くのお客様の支援をしており得意としています。現段階で詳細は未発表なので、追加情報が発表され次第、最新情報をアップします。
事前無料相談開催中!!
「資本性劣後ローンってうちでも使えるのかな?」「うちは対象になるのだろうか?」など、どんな相談でもお受けいたします!弊社には、元日本政策金融公庫支店長である多胡や元金融機関法人営業の小峰、中小企業診断士の三浦など、資金調達のプロが在籍しています。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。