
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
融資審査で見られている!? 「交際費・会議費」のリアルな評価ポイント
~元信用金庫法人営業が語る!数字の裏側と印象アップの工夫~
「交際費・会議費」って、どこまでOK?どこからNG?
起業家や中小企業の経営者の皆さま。
「この交際費って経費になるのかな?」「会議費で処理してるけど、印象悪くない?」
――こんな疑問、日々あるかと思います。
YouTubeやSNSでは「これは経費OK!」なんて話がたくさん出ていますが、
今回はズバリ、「銀行の目線で交際費や会議費がどう見られているか」をお伝えします。
しかも、現場の最前線で法人営業を担当されていた元・信用金庫マンの実体験つき!
銀行担当者はここを見ている!
まず大前提として、銀行は「経費として認められるかどうか」ではなく、
「この会社、ちゃんとしてるかどうか」を見ています。
交際費や会議費についても、税務上のOK・NGではなく、「使い方」「比率」「継続性」など、
会社の経営スタンスを測る材料として評価しているのです。
以下、実際のチェックポイントをご紹介しましょう。
チェック① 比率で見る
「交際費の比率が高い」と聞いて、皆さまはどう感じますか?
もちろん、接待が多い業種であれば多少比率が高くても理解できますが、
社員数が数名しかいないのに、月々の交際費や会議費が異常に多ければ、
銀行の目は厳しくなります。
具体的には、売上とのバランス、人数とのバランス、年次推移――
こうした数値を掛け合わせながら、感覚的に「これは多すぎるな」と判断されるわけです。
チェック②「個人と法人が一体化していないか」
これは非常に重要です。
交際費や会議費の支出内容が「個人的な支出」に見えると、
「この会社、社長のプライベートと法人が一体化してるな」と思われてしまいます。
例えば、毎月高額な会食費や、頻繁な会議費があるのに説明がつかない…。
こうしたケースは、「お財布が一緒=不健全経営」と判断されがちです。
チェック③ 年次推移を見られる
交際費・会議費が「年々右肩上がり」になっていると、
たとえ売上が増えていても、「この会社、本当に健全なの?」と疑念がわきます。
銀行には「格付け」「財務モニタリング」を行う部門があり、
担当者が本部に相談すると、「これは多すぎない?」と指摘が入ることも。
なんと、信用保証協会などから「どういう用途で使っているのか確認して」と
問い合わせが来ることすらあるのです。
チェック④ 説明できるかがカギ!
では、交際費が多い会社はすべてアウトなのか?
いえいえ、そうではありません。
銀行が本当に知りたいのは、「なぜ使っているのか」「どう売上につながっているのか」。
例えば、「うちは営業スタイルとして、会食が売上の起点なんです」と
しっかり説明ができれば、むしろプラス評価につながることもあります。
実は「交際費ゼロ」もマイナス要因に!?
「だったら交際費なんて使わなければいいじゃないか!」
――確かに、そう思いたくなりますよね。
しかし実は、「交際費が全くない会社」も、営業努力が見えないとマイナス評価されることがあります。
つまり、何事も「バランス」が大切ということです。
決算書で見られるのは“数値”だけじゃない!
銀行の審査担当者は、表面上の数字だけでなく、
その裏側にある「経営者の意識」「会社の体質」「将来性」を見ています。
だからこそ、交際費や会議費の使い方ひとつにも、
“社長の姿勢”がにじみ出てしまうんですね。
融資審査で好印象を与えるコツ
ここで、交際費・会議費が多めな場合でも、銀行から信頼されるためのポイントをまとめておきましょう。
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年間計画に基づいた支出であることを説明できる
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会食相手・目的が記録されている
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売上との関係性が明確
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前年対比で異常に増えていない
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決算書だけでなく、別途資料や口頭で説明できる準備がある
これらを意識するだけで、銀行の見る目は変わります。
数字の先にある“信頼”を育てよう
交際費・会議費は、節税や経営判断の一部として、経営者なら当然使うもの。
しかし、「どのように使い、どう説明するか」で印象はガラッと変わります。
審査に必要なのは、“正確な情報”と“納得できる説明”。
数字の奥にあるストーリーを語れるようにしておくことが、
資金調達成功への近道なのです。
無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
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