
創業融資面談時のポイント3選
今回は、【創業融資面談時のポイント3選】を解説していきます。
創業融資を利用するときには、原則金融機関及び保証協会と面談をします。
昨今コロナの影響で面談カットもあるようですが、基本的には面談は必要とされています。
そもそも初めて融資する相手と面談をせずに実行してしまうのはリスクが高すぎます。
リスクが伴いますので、面談ではプラスな話よりマイナスな部分にフォーカスを当てて「大丈夫ですか?どうなるんですか?」といった質問が多くなる傾向にあります。
実際に面談でうまく伝えられないことや答えられないといったことが致命傷になることもありますので、創業融資面談時のポイントを3つ紹介できればと思います。
①情報は出し惜しみしない
創業計画書など所定の様式がありますが、それだけしか提出してはいけないというルールはありません。必要であらば別紙を作成し提出するべきと思います。この時に注意が必要なのはわかりやすく簡潔にです。
そして、面談は事前に提出した資料の中から質問をしていきます。面談当日に追加資料を持っていってもその場で細かく見ることはできませんので、「後日目を通しておきます。」といった形になってしまいます。
②想定される質問を予測しておく
面談の前には必ず予習をしておいてください。自分が提出した資料のことや、市場動向などの一般的な部分までは事前にカバーしておくことは必要です。
③ネガティブ質問に対する回答が大事である
面談はプラスの要素ばかり聞くわけではなく、当然返済が問題ないことを確認しなくてはいけませんので一定数はマイナスなことについての質問になります。
「売上が上がらなかったらどうしますか?」「今までの経験で大丈夫ですか?」など色々なパターンのネガティブ質問をされます。
いかがでしたでしょうか。面談もただの面談では無く融資判断を目的としたものになりますので準備がとても大事になります。
弊社では、起業家・経営者をご支援できるよう多くの金融機関と連携しております。銀行選びはどうすれば良いか、融資についての相談をしたい、資金繰りで悩んでいるなど、各種専門家が課題解決を行っております。また、V-Spiritsグループでは、税理士・社労士・司法書士と勢揃いしておりますので、貴社の事業をワンストップで支援ができます!無料相談もしておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。
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