
【第2回】インターネット広告とは?仕組み・出稿方法・成功のコツを解説
こんにちは!V-Spiritsグループです。私たちは、中小企業や個人事業主の皆さまを対象に、起業支援から集客・補助金活用まで、ワンストップでサポートしています。
このコラムでは、プロモーションや補助金に携わる立場から、実務に役立つ情報をわかりやすくお届けしています。今回のテーマは、多くの事業者の方が気になる「インターネット広告」について。前回の導入編に続いて、今回はさらに踏み込んだ内容をお届けします。
目次
インターネット広告とは
皆さん、普段スマホやパソコンでインターネットをご覧になるとき、ニュースサイトやブログ、SNSの中に表示される広告、目にしたことはありませんか?中には、「つい気になってクリックしてしまった!」というご経験をお持ちの方も多いでしょう。
こうした広告は「インターネット広告」と呼ばれ、Yahoo! JAPAN や Google、SmartNews、Gunosy、新聞社系メディア、果てはYouTubeまで、非常に幅広い媒体に展開されています。テキスト、画像、動画とさまざまな形式があり、ユーザーの属性や行動履歴に合わせて表示される仕組みが整っています。
「広告だとわかっていて、あまりクリックしない」という方もいますが、それでも全体としては、0.1%〜数%という確率でクリックされており、特にターゲティングがうまくハマった場合は、5〜10%の高いクリック率を実現することもあります。
つまり、ピンポイントで「見込み客の目に留まる可能性」が高いのが、インターネット広告の最大の魅力。チラシなどと違って、反応の数字が明確に出る点も、経営判断として非常にありがたいポイントです。
実際のクリックから得られる効果とは?
例えば、クリック率1%でも、1,000回表示されれば10人が訪問。そこから1人でも商品を購入したら…?広告費に対する費用対効果はしっかり計測できます。「広告はムダ」と思われがちですが、むしろ無駄が少ないのがインターネット広告の特徴です。
インターネット広告の出し方
では実際に「広告を出してみよう!」と思った場合、どうすれば良いのでしょうか?方法としては大きく2つあります。
- ご自身で直接出稿する
Google広告やYahoo広告など、公式サイトから広告主として申し込めば、自分で出稿することができます。最近は管理画面も見やすく、設定も比較的簡単になってきています。 - 広告代理店など専門家に依頼する
初期設定からキーワード設計、クリエイティブ(広告画像・文言)作成、効果測定、改善までトータルで任せられる方法です。
実は、ネット広告は誰でも始められる反面、「難しい」と感じて途中で挫折してしまう方が非常に多いのも事実です。広告管理画面には、専門用語がたくさん登場します。
「インプレッションって何?」「コンバージョンって?」「リターゲティングとは?」
……と、わからないことが重なってしまい、途中で「やっぱりやめよう」となってしまう方が後を絶ちません。
特に中小企業や個人事業主の皆さまは、日々の業務に忙しく、広告に時間をかける余裕がないケースも多いはずです。だからこそ、次の選択肢が非常に有効です。
専門家に依頼するメリット
ズバリ言います。ネット広告は「餅は餅屋」に任せる方が、結果的にラクで効率が良いです。もちろん手数料はかかりますが、その分の価値は十分にあります。
メリット①:想定通りに広告を配信しやすい
「どの地域の、どの年齢層に、どんなタイミングで表示させたいか?」といった細かな設定を、専門家なら効果的に設計できます。これにより無駄な広告費を削減し、最小限の投資で最大限の効果を狙えます。
メリット②:改善提案がもらえる
広告は「出して終わり」ではありません。「反応が悪かったら、何を変えるべきか?」という視点が重要です。例えば、同じ商品でも、キャッチコピーや画像を変えるだけで売上が倍になることも珍しくありません。
メリット③:集客以外の提案もしてもらえる
弊社のように、Google正規代理店でありながら補助金や助成金の活用支援も行っている場合、「広告費の一部を補助金でカバーする」など、資金面のサポートも含めた提案が可能です。
よくあるご質問(FAQ)
- Q. どれくらいの広告費で始められますか?
- A. 最低1万円程度から始めることが可能です。まずはテスト的に少額からスタートすることをおすすめしています。
- Q. 成果が出るまでにどれくらいかかりますか?
- A. 業種や広告の種類によりますが、通常は1〜2ヶ月ほどで反応の傾向が見えてきます。
- Q. 自分で出す場合と専門家に頼む場合、どちらがよいですか?
- A. 自分で試してみるのも経験ですが、本業に専念したい方は、まず専門家に相談するのが得策です。
- Q. 補助金を使って広告を出すことはできますか?
- A. はい、広告費を対象にした補助金制度は複数存在します。弊社ではそれらを組み合わせたご提案が可能です。
お問い合わせ
「少額でも広告を始めてみたい」「補助金を活用して広告を展開したい」といったご相談がありましたら、ぜひ弊社までご連絡ください。
次回も、皆さまのビジネスに役立つ情報をお届けしますので、どうぞお楽しみに!
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。