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コラム

その融資、大丈夫?ブラック融資に騙されないための見抜き方と対策

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ブラック融資にご用心!起業準備中の会社員が知っておくべき資金調達の注意点

はじめに:起業を目指すあなたへ

「来年、独立して自分のビジネスを始めたい」

そんな夢を描く会社員の方、最近とても増えています。素晴らしいことです。ですが——その準備の過程で、資金調達に悩んでいる方も少なくありません。

ズバリ言います。

「ブラック融資」には絶対に近づいてはいけません!

本記事では、ブラック融資の実態とその危険性、安全な融資制度、そして起業資金の正しい調達方法までわかりやすく解説します。


ブラック融資とは?

「ブラック融資」とは、違法または限りなくグレーな手法で高金利の貸し付けを行う業者のことを指します。よくある別名は「闇金」「非正規金融業者」「個人融資屋」などです。

主な特徴:

  • 金利が異常に高い(利息制限法違反)
  • 担保を不当に要求される
  • 返済トラブルで脅される
  • 個人情報を悪用される

一見親切そうでも、甘い言葉に要注意です。


なぜ起業準備中に狙われるのか?

起業準備中の方は、こう見られています:

「お金に困っている」
「すぐにでも必要な資金がある」
「金融リテラシーが低いかもしれない」

つまり、ブラック業者にとって“格好のターゲット”なのです。

「誰にもバレずに貸しますよ」
「審査なし、即日OK」

こんな甘い誘いには絶対に乗ってはいけません!


ブラック融資の実例

以下は、実際に相談のあったケースです。

ケース1:起業準備で設備資金が足りずSNSで個人融資を探す

「主婦がやってる個人融資です、安心して」——と誘われて50万円を借りるも、3日後に10万円の利息を請求され、支払えないと実家や職場にまで連絡が。

ケース2:法人設立直後、電話で「事業者融資ありますよ」

審査不要の即日融資に飛びつき、最初は5万円借りられたが、次第に利息がエスカレートし、返済できずにトラブルに発展。


どうすればブラック融資を避けられる?

チェックポイント!

  1. 金利や条件が明記されていない
  2. SNS・LINE・メールのみで勧誘してくる
  3. 審査不要を強調する
  4. 免許番号や所在地の記載がない
  5. 「誰にもバレずに」が売り文句

一つでも当てはまったら、即ブロックしましょう。


安心して使える資金調達の方法

1. 日本政策金融公庫(金融公庫)の創業融資

起業準備中の資金調達として王道中の王道。無担保・無保証で借りられる制度も。

2. 信用保証協会付き制度融資(民間銀行経由)

自治体・商工会議所などが関与する融資制度。金利優遇もあり。

3. 補助金・助成金(返済不要)

創業補助金や小規模事業者持続化補助金など、返済不要の資金が狙い目です。


起業資金を安全に調達するための準備

1. 自己資金をしっかり貯める

目安は借入希望額の3割以上。信頼度が上がります。

2. 事業計画書をしっかり作る

審査で最も重視されるのが、現実的かつ説得力のある計画書です。

3. 早めに公的機関とつながる

商工会議所、よろず支援拠点、中小企業支援センターなど、無料でアドバイスが受けられます。


FAQ(よくある質問)

Q. SNSで見かけた個人融資って、全部ダメですか?

A. 原則NGです。貸金業登録をしていない個人からの貸付は違法行為になる場合がほとんどです。

Q. 信用情報にキズがある場合、どうすれば?

A. 日本政策金融公庫は、いわゆる“ブラック”でも可能性があります。誠実な説明と実現可能な計画が鍵です。

Q. 急ぎでお金が必要なときはどうしたら?

A. 商工会や公的機関にまず相談を。地域によっては緊急融資制度が用意されていることもあります。

Q. 「知り合いの知り合い」が貸してくれると言ってるんですが……

A. 要注意です。契約書もない個人間貸付はトラブルの元。専門家を通すのが原則です。


まとめ:ブラック融資は絶対NG!

起業は人生の大きな転機です。だからこそ、資金の調達は「正しいルート」で行うことが何より大切。

甘い話には裏があります。

プロとしての自覚を持って、堅実に、安全に、前に進んでいきましょう。

不安な方は、どうぞお気軽に専門家にご相談を。

資金調達の段階から、安心と信頼を手に入れて、あなたの起業を成功させましょう!

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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