税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです。起業・経営の無料相談実施中

コラム

システム開発・Web制作の開業資金|創業融資と持続化補助金の正しい活用順序

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

システム開発・Web制作で開業するときの創業融資と補助金の使い分け方

システム開発やWeb制作は、パソコンとスキルがあれば少ない初期費用で始められる一方、「創業融資と補助金、どちらから手をつければいいのか」で迷う方が少なくありません。特にこの業種は、補助金の解説記事の多くが「Webサイトを発注する側の企業」向けに書かれているため、自分自身がシステム開発・Web制作を事業として始める側の資金調達には、そのまま当てはまらない部分があります。この記事では、システム開発・Web制作事業を新たに始める個人事業主・法人向けに、創業融資と補助金それぞれの役割、使えるタイミングの違いを整理します(本文の制度名・数字は執筆時点の情報です。申請条件は必ず公式情報でご確認ください)。

まず軸になるのは日本政策金融公庫の創業融資

システム開発・Web制作のような無形サービス業は、店舗や設備を持つ業種と違って「何にいくら投資するか」が見えにくく、創業融資の審査でも事業計画書の説得力が特に重要になります。中心となるのは、日本政策金融公庫の「新規開業・スタートアップ支援資金」です。融資限度額は7,200万円(うち運転資金4,800万円)、原則として無担保・無保証人で利用でき、創業した実績がなくても事業計画書と自己資金をもとに審査されます。2026年6月時点の基準利率は、無担保・創業期(税務申告2期未了)で年3.45〜5.15%です。据置期間は元金返済を最大5年以内で設定でき、据置中は利息のみの支払いのため、受注が安定するまでの運転資金の余裕を持たせやすくなっています。

創業融資と補助金は「使えるタイミング」が違う

創業融資と補助金を同じタイミングで使えるものと考えて計画すると、途中でつまずくことがあります。両者は前提となる事業のフェーズが異なるためです。

  • 創業融資:主に新たに事業を始める方が対象。開業前の準備段階から申し込める。
  • 小規模事業者持続化補助金:小規模事業者の販路開拓(ウェブサイト制作・広告・展示会出展等)を支援する制度だが、申請時点で未開業の創業予定者は対象外。商工会・商工会議所の支援を受けながら、開業届を出したあとの事業者として申請する必要がある。

つまり、「創業融資で開業資金を確保する」→「開業後、事業が動き出してから持続化補助金で自社サイトや広報を強化する」という順序で考えるのが実態に近く、両方を開業前に同時並行で申請できるわけではない点は、見落とされがちなポイントです。

小規模事業者持続化補助金でWebサイト・広報費を賄う際の制約

開業後、自社の営業用サイトやポートフォリオサイトの制作費、広告費などを小規模事業者持続化補助金でまかなう場合、次の制約を押さえておく必要があります。

  • 補助上限は250万円(特例を使った場合のみ)。商業・サービス業は従業員5人以下が対象の目安。
  • ウェブサイト関連費(サイト制作・更新、ネット広告、SEO、商品画像・動画制作等)は交付申請額の1/4かつ最大50万円までという上限がある。
  • ウェブサイト関連費だけの申請はできない。広報費や展示会出展費など、他の販路開拓の取り組みとセットで計画する必要がある。
  • 商工会・商工会議所の支援(事業支援計画書の発行等)を受けて進める前提の制度であること。

「自社サイトを作る費用を丸ごと補助金でまかなえる」というイメージで計画すると、上限額とセット申請の制約でつまずきやすいため、創業融資で確保した資金の中でサイト制作費の主要部分をまず賄い、補助金は追加の広報施策にあてる、という役割分担で考えるのが現実的です。

\ で、結局「今の自分」は? /

その要件、あなたは何点クリアできていますか?

上で解説した条件の充足度を100点満点で自動採点し、不足点と「次の一手」を1枚レポートで即お渡しします。記事を読むより、自分の数字を見た方が早いかもしれません。

特典
診断後、多胡監修の4大特典(ロードマップ/チェックシート/面談対策/事業計画書)を無料プレゼント

自分の融資スコアを見る(無料)→

多胡藤夫
監修元日本政策金融公庫 支店長 多胡藤夫/執筆 元朝日信用金庫 融資担当営業 小峰精公

💬 無料相談のご案内

弊社では、元日本政策金融公庫支店長の多胡や元信用金庫法人営業の小峰を中心とした専門家チームが、幅広い融資を含む資金調達支援・起業支援・経営支援を行っております。「何から始めればいいかわからない」という段階でもお気軽にご相談ください。

V-Spiritsでは年間1,000件以上の融資などの資金調達支援や起業・経営支援を行っております。専門チームが伴走支援を行います。

自己資金・運転資金の考え方(無形サービス業ならではの注意点)

制度上、自己資金の額や割合について固定の要件はありませんが、自己資金の額は審査の重要な判断材料になります。面談時点で口座に確認できる状態にしておきましょう。創業前に自費で購入した開発用パソコン・ソフトウェアライセンス・サーバー費用などは、「みなし自己資金」として一定範囲で評価されることがあるため、領収書は必ず保管しておきます。

運転資金については、従業員がいる場合の人件費や役員報酬は対象になりますが、経営者自身の生活費は運転資金の対象になりません。受注が安定するまでの外注費・広告費・サーバー費用など、事業に必要な支出を根拠づけて計上することが大切です。

事業計画書で審査を通すためのポイント

システム開発・Web制作のような無形サービス業は、審査担当者に事業の中身が伝わりにくい面があります。次の点を具体的に示せると、計画の説得力が高まります。

  • 想定する顧客層(受託開発か、自社サービス開発か)と料金プラン
  • 1件あたりの単価と、黒字化に必要な受注件数の見積もり
  • 既存の取引先候補や、前職・副業での実務経験と事業とのつながり

未経験の分野で創業する場合、「同業のメンターから定期的に助言を受けている」「経理や技術を業務委託でプロに任せる」といった対策は、経営そのものへの関与としては弱く、有効なカバー策とは言えません。事業経験者を役員として迎えるなど、事業運営に直接関わる体制を整える方が説得力を持ちやすくなります。

よくある質問(FAQ)

Q. 創業融資と持続化補助金は同時に申請できますか?

持続化補助金は申請時点で未開業の創業予定者を対象外としているため、開業前の段階で両方を同時に申請することは想定されていません。まず創業融資で開業資金を確保し、開業後に持続化補助金で販路開拓を進める、という順序で計画するのが現実的です。

Q. 自己資金がほとんどなくても創業融資は受けられますか?

自己資金の額や割合に制度上の要件はありませんが、自己資金の多さは審査で重視される要素のひとつです。まずは事業計画と自己資金の両面を整えて相談することをおすすめします。

Q. 個人事業主のままでもよいですか、法人化すべきですか?

どちらでも創業融資の対象にはなりますが、法人化のタイミングは資金計画や税務面も含めて検討する必要があります。判断に迷う場合は専門家に相談すると整理しやすくなります。

まとめ

システム開発・Web制作で開業する場合、まず日本政策金融公庫の創業融資で開業資金の土台を作り、開業後に小規模事業者持続化補助金で自社サイトや広報を補強する、という時間軸での役割分担が実態に近い考え方です。持続化補助金は未開業の創業予定者が対象外であること、ウェブサイト関連費に上限があることを踏まえて、無理のない資金計画を立てることが大切です。事業計画書の作り込みや制度選びに迷ったら、早めに資金調達の専門家へ相談することをおすすめします。

創業融資 無料オンライン診断

あなたは今、いくら受けられる?

記事で要点はつかめたはず。あとは「あなた自身の数字」を知るだけです。いくつかの質問に答えると、印刷できる1枚の結果レポートをその場でPDFでお届けします。

  • 融資条件の充足度を100点満点で採点(A〜D判定)
  • 起業段階と悩みに応じた課題と「次の一手」を提示
  • 印刷できる1枚レポートをPDFで即送信

豪華特典
元日本政策金融公庫 支店長 多胡監修|4大特典を無料プレゼント

診断を受けるだけで、いますぐ全部お受け取りいただけます。

創業融資ロードマップ
申請から着金までの流れが1枚でわかる
創業融資 直前チェックシート
申込前に“落ちる穴”を最終チェック
公庫融資 面談対策指南書
元支店長が教える、面談の通し方
V-Spirits式 事業計画書テンプレート
数千人が融資を獲得した実績の雛形

無料診断を受けて特典を受け取る →

登録不要・その場で結果。「数字が見えてから相談したい」「まず気軽に壁打ちしたい」——どちらにも対応します。

多胡藤夫
監修
多胡藤夫 / 元日本政策金融公庫 支店長
現場で融資審査 約63,000件。その審査基準を診断ロジックと特典に反映しています。

小峰精公 / 元朝日信用金庫 融資担当営業
金融機関の現場目線で、創業者がつまずきやすい点を踏まえて設計。

【無料相談のご案内】

弊社では、元日本政策金融公庫支店長の多胡や元信用金庫の法人営業の小峰を中心とした所属専門家チームが一丸となって、幅広い融資を含む資金調達のご支援・起業支援・経営支援を行っております。
融資を受けるには何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

小峰

この記事を書いた人

小峰精公/Kiyotaka Komine

元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

中野裕哲紹介画像

この記事を監修した人


中野裕哲

中野裕哲/Nakano Hiroaki

税理士法人V-Spiritsグループ代表/税理士/行政書士/特定社会保険労務士/採用定着士/ファイナンシャルプランナー/起業コンサルタント/経営コンサルタント/大正大学招聘教授

税理士法人V-Spiritsグループ代表の中野裕哲は、中小企業経営者のために、税務・会計だけでなく、採用、人事、資金繰り、融資、補助金、助成金、営業、Webマーケティング、売上導線設計まで横断的に支援する実戦型経営税理士です。

経営の悩みは、突き詰めると「人・金・売上」に集約されます。中野裕哲は、大企業人事部、人材紹介会社の採用エージェント、中小企業の財務責任者、大手不動産会社での営業、出版・Web制作による集客導線構築など、幅広い実務経験をもとに、経営者の意思決定を支援します。

【対応領域】
税理士顧問、社労士顧問、補助金支援、助成金支援、資金調達支援、採用力診断、売上導線診断、経営参謀顧問。税務・会計・決算・節税に加えて、経営分析、労務管理、社会保険、助成金、採用体制づくり、融資、補助金、事業計画、営業戦略、Webマーケティング、出版、メディア活用まで一体的に相談できます。

中野裕哲は、家業の倒産危機からの壮絶な貧乏体験を原点に、お金で苦しむ経営者をひとりにしないことを掲げています。資金繰り、採用、売上づくりの壁に対して、経営者目線で伴走します。

【主な実績】

  • 起業支援・経営支援の豊富な実績
  • 起業相談件数3,000件以上
  • 資金調達支援1000件以上
  • 大企業Webサイト多数監修
  • 商業出版著書監修約32冊(累計30万部超)

V-Spiritsグループでは、融資・補助金・金融機関対応に詳しい社内役員チームも伴走します。元経済産業省系補助金審査員・事務局員、元日本政策金融公庫支店長、元信用金庫融資担当営業などの専門家が、補助金申請、事業計画、資金繰り、金融機関対応を実務面から支援します。

税理士顧問、社労士顧問、融資、補助金、助成金、採用、営業、マーケティングまで、経営者が本当に悩む領域をワンストップで相談できます。V-Spiritsグループは、起業支援・会社設立・創業融資・補助金助成金・税務会計・人事労務・許認可・経営顧問をワンストップで支援する、起業家・中小企業向けの専門家グループです。


関連記事

無料相談
お客様の声

新着コラム

  1. ...
  2. ...
  3. ...
  4. ...
  5. ...
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
嶋田大吉ブログ
行政書士法人V-Spirits
充実の福利厚生制度
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
弊社グループ専門家への取材対応について
爆アゲ税理士の起業経営チャンネル
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX