
こんにちは!
いつもありがとうございます。
V-Spiritsグループ代表で、
爆アゲ税理士の中野さんです。
先日よりニーズやベネフィット(提供価値&顧客価値)
について検討する方法を
お話ししています。
デスクリサーチで
ある程度、仮説を立てたら、
今度はリアル人間から「生の声」を
聞いてみましょう。
そのひとつのやり方が
「街頭インタビュー」。
街行く人に声を掛けて
インタビューをし、
その結果を集計するというやり方です。
以前サポートした事例で
典型的な「街頭インタビュー」をやりました。
■事例 「メンズ脱毛サロン」
10年ほど前のことですが、
まだ日本ではほとんど定着していなかった
男性向け脱毛サロンで起業しようと
考える人がいました。
ただ、男性には脱毛のニーズがあるのか、
銀行の担当者も含め、
全くわからない。
懐疑的な意見も多数ありました。
(いまでは当たり前ですよね・笑。
その当時の話です。)
まず、街頭に出て100人から
意見を聞くことを目標に
声を掛けていきました。
・メンズ脱毛サロンに興味はあるか
・もし存在したら行きたいか
・脱毛するとしたらどの部位をしたいか
・値段やクオリティだったら何を重視するか
・1回いくらぐらいだったら通いたいか
などの質問を聞き出します。
個々の質問に対して1,2,3,4の
いずれかを選んでもらう
というようなスタイルです。
まずは定量評価です。
各質問についての回答結果の
それぞれパーセンテージを
計算してみましょう。
そのときの結果としては
・男性はヒゲ脱毛のニーズが高い
・なるべく安くすませたい
という2つの突出した意見を
見出すことができました。
つぎは定性評価です。
自由回答してもらったことをもとに
気になる意見を拾い上げていきます。
・毎朝5分、髭剃りするのが面倒なんだよね。
・髭剃りの時間がなくなったらいいのにな
という意見が気になりました。
こうした意見をもとにサービスを設計し、
起業して成功しています。
100人くらいの声が集まれば、
結構、精度の高い意見の収集が
できると思います。
起業や新規事業にも
既存事業の見直しにも生かせますよね。
また、明日につづきます。
—–
無料相談もお待ちしております。
中野を指名いただければ、
ZOOMなどで直接相談にお答えいたします。