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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
【要注意】投資と融資を混同すると資金調達に失敗する!?銀行が本当に求めているものとは?
はじめに:その事業計画、実は“投資家向け”かもしれません
ズバリ言います。
あなたの事業計画書、銀行に見せても融資は通らないかもしれません。
なぜなら、そこに「融資」と「投資」の違いを理解していないことによる“ズレ”があるからです。
今回は、起業家の方や小規模事業者の方がつまずきやすい「銀行融資と投資家の資金提供の決定的な違い」について、実務経験豊富な視点から徹底解説していきます!
融資とは「返済が前提」。投資とは「リターンに賭ける」
まず大前提として押さえておきたいのは、以下の違いです。
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融資=お金を借りて返す(銀行は「返済可能性」を重視)
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投資=お金を出してリターンを得る(投資家は「成長ポテンシャル」を重視)
銀行は「確実に返してくれるかどうか」で判断します。
逆に言えば、「返済できそうにない」と判断された時点でアウトです。
一方、投資家は「このビジネス、もしかしたら大化けするかも」と思えば、赤字でも資金を出してくれる場合があります。
銀行は“1か8か”を求めていない
「今は赤字だけど、3年後にはJカーブ描いて急成長するんです!」
……この資料、銀行に出してもまず通りません。
むしろ「リスクが高い」と見なされてしまう可能性が大です。
銀行が見たいのは、「着実に返済していける根拠」です。
たとえば…
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すでに受注が決まっている
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リピート顧客がついている
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コスト構造が明確で黒字が確保されている
このような情報こそが、銀行の“ツボ”なのです。
投資家向けの資料を銀行に出しても意味がない!
起業家の方で意外と多いのが、「資金調達用に作った事業計画書」が“投資家向け”になってしまっているケース。
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壮大なビジョン
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革新的なアイデア
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成長率◯◯%のグラフ
これらがメインになっている場合、それはエンジェル投資家向けの資料です。
銀行に出すのであれば、それとは全く異なる観点から構成し直す必要があります。
融資の審査担当者が本当に見ているポイント
銀行員はこう考えます。
「貸したお金、ちゃんと返してくれますか?」
「そのための材料、数字、エビデンスを見せてください」
つまり、次のような資料が重要です。
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月次売上実績(できれば入金ベース)
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固定費・変動費の内訳
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今後の返済計画(月々いくら返していくか)
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資金繰り表(キャッシュの動き)
このような具体的な「返済能力を示す資料」がない場合、いくら夢を語っても響きません。
自分の計画書は“融資向け”?“投資向け”?迷ったら…
ご自身で作った事業計画書、見直してみてください。
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「返済スケジュール」がない
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「実績データ」が少ない
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「抽象的なビジョン」ばかりが書かれている
こういった場合、投資家向けの構成になっている可能性が高いです。
銀行は、アイデアの面白さではなく、“堅実な返済力”を評価する組織です。
その認識をしっかり持って、資料を整えていきましょう。
困ったら、プロに相談を!
とはいえ、これを起業家ご自身だけで完璧に判断するのはなかなか難しいですよね。
「銀行に出すつもりなんだけど、この資料で大丈夫だろうか…」
「何をどう説明したら、返済可能性が伝わるんだろう…」
そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。
YouTube経由のお問い合わせも最近とても増えており、私たちも励みになっております!
あなたの“頑張りたい気持ち”を、ぜひ正しい形で銀行に伝えられるよう、全力でサポートいたします。
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