税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです。起業・経営の無料相談実施中

コラム

ペットショップ開業の動物取扱業と創業融資|登録区分が決まらないと申込額は決まりません

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ペットショップの開業は登録の区分で資金計画が変わる|販売だけ要件が重い理由

ペットショップを開こうと調べ始めると、動物取扱業の手続きと創業融資の申し込みを、どちらも parall elして進めなければならないことに気づきます。ただ、この二つを「同時に出す」と考えると、実際には手が止まります。動物取扱業の側で何を届け出るかが決まらないうちは、融資でいくら借りるかも決まらないからです。

そして見落とされやすいのが、同じ動物取扱業でも、生体を売るペットショップだけ要件の重さが違うという点です。トリミングサロンやペットホテルと同じ感覚で店舗と資金を考えると、後から作り直しになります。ここでは「開業までの順番」ではなく「どの区分で登録するか」を軸に、資金計画への影響を整理します。なお本文の内容は2026年8月時点で確認したものです。

そもそも「許可」ではなく「登録」です

ペットショップの開業でよく「動物取扱業の許可」と呼ばれますが、動物の愛護及び管理に関する法律では第一種動物取扱業の登録と定められています。登録は五年ごとに更新を受けなければ、期間の経過によって効力を失うとされています。開業時だけの手続きではなく、事業を続ける限り続く手続きだという前提で、資金計画も組むことになります。

登録は業として行う内容ごとに区分が分かれており、生体を売るのであれば販売の区分が必要です。トリミングは美容、預かりは保管というように、行う業務によって受ける区分が変わります。複数の業務を行うのであれば、その分の区分をあわせて受けることになります。

販売の区分だけ、店舗そのものが要件に食い込む

ここが他のペット業種と大きく違うところです。同法では、動物の販売を業として行う者について、購入しようとする者に対しその事業所において、販売する動物の現在の状態を直接見せるとともに、対面で説明を行うことが求められています。あわせて、購入者に対して動物の種類や習性、供用の目的等に応じた適正な飼養または保管の方法について、必要な説明をしなければならないと定められています。

つまり販売の区分では、お客さまを迎えて動物を見せられる事業所があることが、法律上の前提として組み込まれています。展示スペースの広さ、飼養設備、説明のための応対スペースまでが事業の形に直結するため、物件の条件と初期投資が先に固まります。預かりや美容が中心の業態であれば作業導線を優先して物件を選べますが、販売ではその自由度が下がります。

また、事業所ごとに動物取扱責任者を選任することが求められており、十分な技術的能力および専門的な知識経験を有する者のうちから選ぶこととされています。人の要件が事業所単位でかかるため、複数店舗を視野に入れる場合は人員計画も同時に動きます。犬や猫を扱う場合は、マイクロチップの装着と環境大臣の登録についての定めもあり、頭数に応じた継続的な費用が発生します。

小峰精公

💬 執筆者の小峰から一言

要件を満たす人を外から迎えれば体制の説明は足りる、と受け取られることがありますが、金融機関側から見ると印象は別です。助言をもらう関係や業務委託でのお任せは、経営への関与としては弱く読まれます。経験のある方に役員として入っていただくなど、運営そのものに関わる形になっているかどうかを見ています。届出の要件と、審査で説明できる体制は別物として組み立ててください。

区分の違いは、資金計画のどこに出るか

設備資金と運転資金の組み立て方が変わります。販売の区分では、事業所の内装と飼養設備が売上を作る土台そのものなので、設備資金の比重が大きくなります。一方、生体を在庫として抱える業態でもあるため、仕入れと飼養にかかる費用が開店直後から動き続けます。

ここで効いてくるのが、区分ごとに設備の中身が変わることです。販売を含むなら展示と飼養のための設備が中心になり、美容が中心ならシャンプー台や乾燥設備、保管が中心なら宿泊させるための区画が中心になります。同じ坪数の物件でも、どの区分を受けるかで内装工事の中身と金額が入れ替わるため、物件を先に決めてから区分を考えると、見積を作り直すことになりがちです。

創業融資の側では、日本政策金融公庫の新規開業・スタートアップ支援資金で融資限度額が7,200万円(うち運転資金4,800万円)とされています。返済期間は設備資金が20年以内、運転資金が10年以内で、元金返済の据置期間は5年以内で希望でき、据置中は利息のみの支払いとなります。設備と運転で条件が分かれているため、見積を性質ごとに分けておくほど、申込額の説明がしやすくなります。

\ で、結局「今の自分」は? /

その要件、あなたは何点クリアできていますか?

上で解説した条件の充足度を100点満点で自動採点し、不足点と「次の一手」を1枚レポートで即お渡しします。記事を読むより、自分の数字を見た方が早いかもしれません。

特典
診断後、多胡監修の4大特典(ロードマップ/チェックシート/面談対策/事業計画書)を無料プレゼント

自分の融資スコアを見る(無料)→

多胡藤夫
監修元日本政策金融公庫 支店長 多胡藤夫/執筆 元朝日信用金庫 融資担当営業 小峰精公

💬 無料相談のご案内

弊社では、元日本政策金融公庫支店長の多胡や元信用金庫法人営業の小峰を中心とした専門家チームが、幅広い融資を含む資金調達支援・起業支援・経営支援を行っております。「何から始めればいいかわからない」という段階でもお気軽にご相談ください。

V-Spiritsでは年間1,000件以上の融資などの資金調達支援や起業・経営支援を行っております。専門チームが伴走支援を行います。

融資側で決まっている数字と、決まっていない数字

2026年6月1日現在の基準利率は、創業期(税務申告を2期終えていない時期)に利用する場合で年3.45〜5.15%です。創業期の方が利用する場合は、原則0.65%(雇用の拡大を図る場合は0.9%)の引下げが適用される可能性がありますが、適用可否は利用する制度や審査・条件により異なります。下がると決まっているわけではないため、申請先でご確認ください。創業期の方は、原則として無担保・無保証人で各種融資制度を利用できるとされています。

一方で、決まっていないものもあります。審査では、事業として創業した実績がなくても、事業計画書と自己資金などをもとに判断されます。判断材料はこの二つに限られるわけではなく、経験や資金使途、面談の内容まで含めて総合的に見られます。書類提出後の実行までは、おおむね3週間から1か月が目安で、書類を整える期間を含めると合計で2か月程度を見込む形になります。

同時に進めるとき、何が何を待たせるのか

登録と融資はどちらが先かという話にされがちですが、実務で効いてくるのは順番よりも依存関係です。受ける区分が決まらないと必要な設備が決まらず、設備が決まらないと見積が出ず、見積が出ないと申込額が決まりません。販売の区分を含むかどうかで、物件に求める条件も変わります。

この依存関係は、区分を増やす判断をするときにも同じように働きます。開業時は美容と保管だけにして、軌道に乗ってから販売を加えるという進め方もありますが、その場合は後から展示と飼養の設備、応対のためのスペース、人の体制を足すことになります。最初から販売を含める場合と、後から加える場合とでは、必要な資金が出ていく時期が変わります。どちらが良いという話ではなく、時期の違いを資金計画に織り込んでおくかどうかの違いです。

ですので、最初に固めるのは「自分の店で何を業として行うか」です。生体販売を行うのか、預かりや美容だけにするのか、あるいは将来的に増やすのか。ここを決めた時点で、必要な区分と設備が輪郭を持ち、融資の申込額を組み立てられる状態になります。逆に、区分の判断を保留したまま物件を押さえてしまうと、後から設備を足すことになり、資金計画の作り直しが発生します。

まとめ:区分を決めることが、資金計画の出発点になります

ペットショップの開業では、動物取扱業の登録と創業融資を並行して進めることになりますが、両者をつなぐのは受ける区分の判断です。販売の区分は、事業所で動物を直接見せて対面で説明することが法律上の前提になっているため、店舗の条件と設備投資が先に固まり、それが融資の申込額を規定します。同じペット関連でも、預かりや美容が中心の業態とは組み立てが変わります。

法令の運用や登録の細かな取り扱いは自治体の窓口によって確認事項が異なることがあり、融資の条件も制度や審査によって変わります。区分の判断と資金計画をどう結びつけるか迷う場合は、動物取扱業の手続きに詳しい専門家や、創業融資の支援実績がある専門家に相談しながら進める方法もあります。

創業融資 無料オンライン診断

あなたは今、いくら受けられる?

記事で要点はつかめたはず。あとは「あなた自身の数字」を知るだけです。いくつかの質問に答えると、印刷できる1枚の結果レポートをその場でPDFでお届けします。

  • ✓融資条件の充足度を100点満点で採点(A〜D判定)
  • ✓起業段階と悩みに応じた課題と「次の一手」を提示
  • ✓印刷できる1枚レポートをPDFで即送信

豪華特典
元日本政策金融公庫 支店長 多胡監修|4大特典を無料プレゼント

診断を受けるだけで、いますぐ全部お受け取りいただけます。

創業融資ロードマップ
申請から着金までの流れが1枚でわかる
創業融資 直前チェックシート
申込前に“落ちる穴”を最終チェック
公庫融資 面談対策指南書
元支店長が教える、面談の通し方
V-Spirits式 事業計画書テンプレート
数千人が融資を獲得した実績の雛形

無料診断を受けて特典を受け取る →

登録不要・その場で結果。「数字が見えてから相談したい」「まず気軽に壁打ちしたい」——どちらにも対応します。

多胡藤夫
監修
多胡藤夫 / 元日本政策金融公庫 支店長
現場で融資審査 約63,000件。その審査基準を診断ロジックと特典に反映しています。

小峰精公 / 元朝日信用金庫 融資担当営業
金融機関の現場目線で、創業者がつまずきやすい点を踏まえて設計。

【無料相談のご案内】

弊社では、元日本政策金融公庫支店長の多胡や元信用金庫の法人営業の小峰を中心とした所属専門家チームが一丸となって、幅広い融資を含む資金調達のご支援・起業支援・経営支援を行っております。
融資を受けるには何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

小峰

この記事を書いた人

小峰精公/Kiyotaka Komine

元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。

多胡藤夫

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

中野裕哲紹介画像


中野裕哲

この記事を監修した人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

税理士法人V-Spiritsグループ代表/税理士/行政書士/特定社会保険労務士/採用定着士/ファイナンシャルプランナー/起業コンサルタント/経営コンサルタント/大正大学招聘教授

税理士法人V-Spiritsグループ代表の中野裕哲は、中小企業経営者のために、税務・会計だけでなく、採用、人事、資金繰り、融資、補助金、助成金、営業、Webマーケティング、売上導線設計まで横断的に支援する実戦型経営税理士です。

経営の悩みは、突き詰めると「人・金・売上」に集約されます。中野裕哲は、大企業人事部、人材紹介会社の採用エージェント、中小企業の財務責任者、大手不動産会社での営業、出版・Web制作による集客導線構築など、幅広い実務経験をもとに、経営者の意思決定を支援します。

【対応領域】

税理士顧問、社労士顧問、補助金支援、助成金支援、資金調達支援、採用力診断、売上導線診断、経営参謀顧問。税務・会計・決算・節税に加えて、経営分析、労務管理、社会保険、助成金、採用体制づくり、融資、補助金、事業計画、営業戦略、Webマーケティング、出版、メディア活用まで一体的に相談できます。

中野裕哲は、家業の倒産危機からの壮絶な貧乏体験を原点に、お金で苦しむ経営者をひとりにしないことを掲げています。資金繰り、採用、売上づくりの壁に対して、経営者目線で伴走します。

【主な実績】

  • 起業支援・経営支援の豊富な実績
  • 起業相談件数3,000件以上
  • 資金調達支援1,000件以上
  • 大企業Webサイト多数監修
  • 商業出版著書監修約32冊(累計30万部超)

V-Spiritsグループでは、融資・補助金・金融機関対応に詳しい社内役員チームも伴走します。元経済産業省系補助金審査員・事務局員、元日本政策金融公庫支店長、元信用金庫融資担当営業などの専門家が、補助金申請、事業計画、資金繰り、金融機関対応を実務面から支援します。

税理士顧問、社労士顧問、融資、補助金、助成金、採用、営業、マーケティングまで、経営者が本当に悩む領域をワンストップで相談できます。V-Spiritsグループは、起業支援・会社設立・創業融資・補助金助成金・税務会計・人事労務・許認可・経営顧問をワンストップで支援する、起業家・中小企業向けの専門家グループです。

関連記事

無料相談
お客様の声

新着コラム

  1. ...
  2. ...
  3. ...
  4. ...
  5. ...
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
嶋田大吉ブログ
行政書士法人V-Spirits
充実の福利厚生制度
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
弊社グループ専門家への取材対応について
爆アゲ税理士の起業経営チャンネル
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX