創業融資を申請するときに大事なことの一つとして「時間」があります。
なぜ時間が大事かというと、創業融資の審査も時期により若干異なるからです。
3つの時期に分けて説明します。
①創業前
この段階ですと、まだ本格的に始動していない状態ですから、審査のベースはこれからどのように事業展開していくかなど、あくまで計画とそれを裏付ける実績などの情報に頼らざる得ません。
②創業後(1~3ヶ月)
この段階は事業開始していますので、実際の動きがどうなっているかなども加味されてきます。やはりスタートしたばかりですので、これからの事業計画とそれを裏付ける実績や情報などが重宝されます。
③創業後(6ヵ月~)
この段階まできてしまうと足元の状況を見られます。具体的には業績がどのように推移しているか?などチェックされます。ここで分かれ道となるのが、業績が予想より順調に推移している企業と予想していた売上目標に届かず資金が厳しい企業とでは金融機関の見られ方は大きく異なります。
創業融資の制度に該当していたとしても、創業からどのくらい経過したかによって見られ方も変わります。開発期間が長いなど個別事情はあると思いますが、一般的な考え方としてはこのような形となっています。案外多いのが、準備しようと思ったけどなかなか手につかず時間がかかってしまったと・・・
こういった背景もありますので、なるべく時間を意識してみてください。