
YouTubeに動画を投稿しました
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画内容の概要です。本編ではより詳細にご案内しております。
起業家・経営者が「あと1週間」の壁を突破するために知っておきたいこと
こんにちは。
V‑Spiritsグループ代表の中野裕哲です。今回は、弊社のチェック系中小企業診断士 三浦 が YouTube にて語った「経営者が資金繰りで壁にぶつかったとき、まずチェックすべき視点」を、私の解説を交えて整理しました。
「支払の山場まで数日」「現金が足りない…」というご相談を、多くの起業家・経営者の方から頂きます。
今回は、そんな “あと少しの山場” を乗り越えるために、いくつかの使える手段をお伝えします。
1. なぜ「あと1週間」が経営者にとって山場になるのか?
経営者になると、やるべきこと・やりたいことがどんどん増えます。
売上・顧客対応・商品開発・採用・経理・トラブル処理…しかも、期限付きで誰も代わってくれない。
その結果、「今週支払いがある」「キャッシュが底をつきそう」という場面に遭遇しやすいのです。
動画でも三浦が語っていましたが、ここでポイントになるのは「この1週間を乗り切れば大丈夫」「次の入金があるから…」という“あいまいな安心感”です。
しかし、その安心感が逆に足元をすくうこともあります。
したがって、経営者は以下の視点を持っておくべきです。
現金の動きを即座に把握すること
帳簿に出ていない“お金になりうる資産”をチェックすること
短期=1週間で対処できる手段を持っておくこと
2. 見落としがちな「帳簿にあらわれない資産」を探せ
三浦が紹介していた非常に現実的な方法があります。
それが、帳簿にはっきり載っていないけれど、資金確保に使える資産を活かすという考え方です。例えば…
2‑1. 生命保険の貸付制度
会社や代表者が生命保険に加入しているケース。
保険契約には、積み立て型商品など「解約返戻金」や「貸付余力」があるものがあります。
三浦が言うには、「保険会社からお金を借りられる可能性がある」という事実。
つまり、「保険を資産として活用できる」ということです。
経営者の方は、こう問いかけてみてください:
「保険にどれだけ積み立てているか?」「貸付余力があるか?」
このチェックが、思いもよらぬ“天からの援助”となることがあります。
2‑2. 売掛債権・ファクタリング
売掛金があるなら、それを「現金化」する方法もあります。
いわゆるファクタリングという手法です。売掛金を第三者に買い取ってもらい、早期に資金化する。
銀行への融資では間に合わないような「今すぐ資金が必要」という場面では、このような手段も現実的です。
2‑3. 不要な資産を現金化する/家族・親族の協力を仰ぐ
不要な車・備品・機械・在庫などが眠っていませんか?
また、両親・親族への相談という、人間関係を活かした“バックアップ”も意外と使える手です。
「家族だから難しい」という線引きをせず、真剣に検討しておくことが肝心です。
3. 銀行融資が間に合わないとき、どうするか?
動画ではこの点が繰り返し強調されていました。
銀行からの通常融資では、「今週支払い」という緊急状況にはほぼ対応できません。審査・手続きに時間がかかるからです。
そこで検討すべき手段は次の通りです:
ノンバンクのビジネスローン(ただし金利が高め)
不動産担保ローン(但し、担保が必要・金利高め)
生命保険貸付制度(前述)
売掛債権のファクタリング
社内・家族・親族による短期協力
ただし、どの手段も「慣例的・最良」ではなく「緊急対応策」です。
できれば日頃から備えておき、使うときには“最小の痛み”で済むようにしておくことが重要です。
4. 経営者として日頃から準備しておくべき習慣
このような“山場”に直面してから慌てて準備するのではなく、事前に備えておくことが成功の鍵です。以下は私が経営者の方にぜひ取り入れてほしい習慣です。
帳簿に出てこない資産を書き出す
保険・不要資産・売掛金・親族支援可能性などを整理しておく。
キャッシュフローを月次だけでなく週次・日次で把握する
「今週払えるか」「1週間後の入金が本当に来るか」をチェック。
緊急時の資金調達ルートを複数持っておく
銀行だけでなく、ファクタリング・保険貸付・親族協力など。
家族・親族との関係を資金繰りの一環として整えておく
相談できる関係性を築いておくことが、非常時の安心材料になります。
5. この動画を“見るメリット”と今後の行動
この動画を視聴するメリットは、以下の通りです:
実務経験豊富な中小企業診断士・税理士の「リアルな資金繰り対応」が学べる
経営者が意外と見落としがちな「帳簿外の資産活用法」がわかる
銀行融資に頼らない“即時対応の選択肢”を知ることができる
自社の資金繰りを見直すきっかけとなる
ぜひ、動画をご覧になりながら「自社で使えそうな手段は何か?」をメモしてみてください。そして、次のステップとして、
保険契約の確認
売掛金の状況整理
不要資産の棚卸し
親族・家族の相談余地確認
などを実施してみてください。
その上で、必要であれば専門家(税理士・中小企業診断士・事業承継コンサルなど)に相談されることをおすすめします。
まとめ:資金繰りに強い経営者になるために
起業・中小企業の経営において、資金繰りの壁は必ず訪れます。
しかし、「来週支払わなければならない」という状況だからこそ、冷静に使える手段を持っている経営者は、危機をチャンスに変えられます。
今回ご紹介した「帳簿外資産の活用」「予約外ルートの確保」「家族・親族支援の検討」という三つの視点は、どれも今すぐにでも始められます。
ぜひこの動画を活用して、あなたの経営の“資金繰りの安定化”を一歩前進させてください。
今後も私たちV‑Spiritsグループでは、起業家・経営者の皆さまに役立つ情報を発信してまいります。
無料相談も随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にご活用くださいね。
それでは、次の動画でまたお会いいたしましょう。
ありがとうございました。
フリーダイヤル tel:0120-335-523



























