
起業で失敗しないために必要な準備とは?商品・サービスのあいまいさが命取りに
はじめに
起業コンサルタント(R)で代表の
中野裕哲です。
これまで多くの起業相談を受けてきましたが、
「もっと早く準備しておけば防げたのに…」という失敗には、
実は共通点があります。
今回は、起業で失敗しやすい典型パターンと、
それを避けるために事前にやるべき準備についてお話しします。
よくある起業の失敗パターン
起業の失敗で非常に多いのが、
提供する商品・サービスがあいまいなまま起業してしまうケース
です。
「会社を作ること」が先行し、
「何を・誰に・どう売るのか」が固まっていない。
これは、かなり危険な状態です。
ケース1:やることが決まっていないのに会社設立
例えば、
- やる事業が明確でない
- とりあえず友人と会社を作る
こうしたケース、実は珍しくありません。
この場合に何が起きるかというと、
- 高額な家賃や固定費が垂れ流しになる
- 売上の目処が立たず、役員報酬が払えない
- 売上ゼロのまま、預金残高だけが減っていく
という状態に陥ります。
特に最後の「預金残高が減っていく恐怖」は、
経営者のメンタルを確実に削ります。
判断力が落ち、
さらに悪い意思決定を重ねてしまう悪循環に入りがちです。
ケース2:ビジネスモデルはあるが、ぼやけている
もう一つ多いのが、
一応ビジネスモデルはあるが、全体がぼんやりしているケース
です。
- ターゲットは決まっているが、具体性が弱い
- 商品・サービスが抽象的
- 強みが伝わらない
本人の中では分かっているつもりでも、
第三者から見ると「結局何を売っているのか分からない」。
その結果、
- 営業しても響かない
- 問い合わせが増えない
- 売上につながらない
といった状況になります。
これは能力の問題ではなく、
設計不足が原因です。
起業の失敗を避けるには?
では、どうすればこうした失敗を防げるのか。
ポイントはシンプルで、次の3つです。
- じっくりとビジネスモデルを検討する
- 事業計画書に落とし込む
- 専門家に第三者目線でチェックしてもらう
特に重要なのが、事業計画書です。
頭の中で考えているだけでは、
あいまいさに気づけません。
文字にし、数字にし、
第三者から突っ込まれて初めて、
ビジネスの弱点が見えてきます。
遠回りに見えて、
これが起業成功への一番の近道です。
まとめ
起業で失敗しないために最も重要なのは、
- 商品・サービスをあいまいにしない
- 会社設立をゴールにしない
- 準備段階で徹底的に詰める
という点です。
勢いだけでの起業は、
後から必ずツケが回ってきます。
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この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。



























