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振興資金(脱炭素割)について
横浜市では、**脱炭素社会の実現**に向けた支援として、**振興資金(脱炭素割)**を提供しています。この制度は、環境に配慮した事業を行う中小企業を対象に、資金調達のサポートを行うものです。具体的な融資条件や流れについて詳しく見ていきましょう。
融資条件
振興資金(脱炭素割)の**融資対象者**は、**市内で事業を営んでいる方、又は市内での事業着手が認められる方**です。資金使途は、**運転資金及び設備資金**となります。
- 融資額:**2億8,000万円以内(協同組合等は4億8,000万円以内)**
- 利率(年利):固定金利又は変動金利のうちから選択可能
- 融資期間:運転資金**7年以内**、設備資金**20年以内**(据置12か月以内を含む)
- 担保:必要に応じて担保を付ける
必要書類
融資を受けるためには、以下の書類が必要です。
- 信用保証委託申込書(横浜市信用保証協会所定の様式)
- 申込人及び連帯保証人の印鑑証明書
- 納税証明書又は領収書の写し
- 決算書の写し(原則、直近2期分)
- 法人は履歴事項全部証明書
- 許認可証の写し(許認可事業の場合)
- 設備資金は見積書及びレイアウト・カタログ等の写し
- 「脱炭素割」資格申告書
- 温室効果ガス排出量を算定した結果を示す書類
- 「脱炭素取組宣言 宣言書」の写し
この制度を利用することで、**脱炭素に向けた取り組みを進める企業**は、資金調達の面で大きな助けを得ることができます。ぜひこの機会に、振興資金(脱炭素割)を活用して、**持続可能な事業運営**を目指してみてはいかがでしょうか。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。