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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
「この社長には貸したくない」と思われる3つの意外なポイントとは?
はじめに:見た目・言動・資料の信頼性で融資は決まる!
こんにちは、起業コンサルタント・中野裕哲です。
さて今回は、「金融機関から“この社長には貸したくない”と思われる人にはどんな特徴があるのか?」という、ちょっとドキッとするようなお話をさせていただきます。
金融機関、特に日本政策金融公庫や信用金庫などの面談では、事業計画書や数字の精緻さだけでなく、「人物評価」も重要な審査項目となります。
ズバリ言います。
どれだけ素晴らしい事業プランを作っても、本人の“見た目”や“話し方”、“対応姿勢”ひとつで、印象が悪くなり、融資が不利になることがあるのです。
本記事では、元信用金庫の支店長経験者の視点を交えつつ、以下の3つの「意外と見落とされやすい落とし穴」を中心に解説します。
【その1】「曖昧な回答」はNG!面談ではハッキリ話すこと
なぜ「ごまかし」は信用を落とすのか?
金融機関の担当者との面談で、次のような曖昧な表現をしていませんか?
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「まぁ、いろいろあってですね……」
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「ちょっとした事情がありまして……」
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「詳しくは後ほど説明しますが……」
これらの表現、実はNGです。
金融機関の担当者は、皆さんの返済能力を見極めるために面談しています。だからこそ、不明確な受け答えをされると、「この人、本当のことを隠しているのでは?」と疑念を抱かれてしまうのです。
質問例と望ましい回答例
質問 | NG回答 | OK回答 |
---|---|---|
借入はありますか? | 「まぁちょっとだけ……」 | 「〇〇銀行から△△万円の借入があります。毎月〇万円ずつ返済しています」 |
大きな振込がありますが、これは? | 「まぁ、いろいろあって……」 | 「〇〇の仕入れ代金です。請求書はこちらです」 |
正直で明確な回答が、最も信頼されるのです。
【その2】「見た目」も融資の判断材料になる!
30メートル、3メートル、3秒の法則とは?
ご存じでしょうか?
人は他人を「見た目」で判断する傾向があり、それはなんと出会ってからわずか3秒で決まると言われています。
これは「30m・3m・3秒の法則」とも呼ばれています。
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30m先から「あ、あの人なんか感じいいな」と思われる清潔感
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3mの距離で違和感がない服装・態度
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3秒で好印象を与える笑顔や挨拶
まさに第一印象が勝負なのです。
では、どんな服装が適切か?
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清潔感あるスーツやジャケットスタイル
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飲食店オーナーなら制服(コックコートなど)でもOK
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アクセサリーや香水のつけすぎ、派手すぎる髪色は避ける
面談において、「私は真剣です」と伝えるには、言葉以上に「見た目」が物を言います。
【その3】「書類は出せません」は通用しない!
資料の提出を渋る人は、審査落ちのリスク大!
金融機関から「通帳のコピーを見せてください」「契約書を提出してください」と言われた際に、
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「ちょっと今手元になくて……」
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「見せるのはちょっと……」
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「あとでメールで送ります」
と、しどろもどろになっていませんか?
これも大きなマイナスポイントです。
なぜなら、書類提出を渋る人=「何かを隠している人」と見なされるからです。
なぜ「すぐ出せること」が重要なのか?
金融機関の担当者は、面談後に上司に報告書を提出します。
その際に、
「面談では明確に答えていただき、必要書類もすぐ提出いただきました。印象も良好です」
と書ける方が、当然ながら融資審査も通りやすくなるのです。
まとめ:金融機関の本音を知っておこう
もう一度、今回のポイントを振り返ってみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
1. 曖昧な回答をしない | はっきり、具体的に答える |
2. 見た目を整える | 第一印象で信頼を得る |
3. 書類をすぐに出す | 提出を渋らない、準備しておく |
これらは、どれも「小さなこと」のように見えて、実は審査における大きな判断材料となるのです。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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