
【2022年度版】小規模事業者持続化補助金 パンフレット内容まとめ
2022年3月11日(金)、2022年度の小規模事業者持続化補助金のパンフレットが更新されましたので、内容をご紹介します。
補助額:上限50~200万円
補助率:2/3(一部3/4)
補助対象:HPなどのWeb、リスティング広告、チラシ、広告掲載、販売拡大のための機械装置の導入、新商品開発などに利用可能
大変使い勝手の良い補助金になっていますので、詳しく見ていきましょう。
小規模事業者持続化補助金とは
小規模事業者が経営計画を作成し、その計画に沿って行う販路開拓の取組等を支援する補助金です。
大企業に比べコスト面での制約がある小規模事業者が、経営環境の変化に対応するための新たな販売促進を行う際、非常に役立つ補助金です。
補助対象となる事業者(小規模事業者の定義)
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常時使用する従業員が20人以下
(商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)の場合は5人以下) -
法人・個人事業主が対象
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役員・パート・アルバイトは「常時使用する従業員」に含まれません
対象経費(2022年3月22日更新)
① 機械装置等費
製造・試作機械、業務用ソフトウェア、新商品の陳列棚など
② 広報費
チラシ作成・配布、広告掲載、PRイベント開催など
③ ウェブサイト関連費
ウェブサイト作成・更新、ネット販売システム構築、広告出稿など
④ 展示会等出展費
展示会・見本市出展、商談会参加など
⑤ 旅費
展示会等の交通費・宿泊費など
⑥ 開発費
新商品の開発
⑦ 資料購入費
商品開発に必要な図書購入など
⑧ 雑役務費
臨時バイト代、派遣料など
⑨ 借料
イベント会場の賃借料など
⑩ 設備処分費
既存設備の解体・処分費(補助対象経費総額の2分の1が上限)
⑪ 委託・外注費
業務の一部を外部委託・外注する費用
活用例
事例①:古民家カフェ開業
古民家に厨房を増設してカフェとして営業。地域のイベントや商店街とのコラボで売上1.5倍、地域の交流拠点に。
事例②:そば店のフライヤー導入
高性能フライヤー導入で地元食材を活用した新メニューを提供し、広告出稿とあわせて新規顧客が増加。
補助率・補助上限
① 通常枠
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補助上限:50万円
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補助率:2/3
② 賃金引上げ枠
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補助上限:200万円
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補助率:2/3(赤字事業者は3/4)
要件: 最低賃金+30円以上の水準を達成した事業者
③ 卒業枠
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補助上限:200万円
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補助率:2/3
要件: 小規模事業者の従業員数を超える規模へ拡大予定の事業者
④ 後継者支援枠
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補助上限:200万円
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補助率:2/3
要件: アトツギ甲子園ファイナリストの後継者候補が販路開拓に取り組む場合
⑤ 創業枠
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補助上限:200万円
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補助率:2/3
要件: 特定創業支援等事業を過去3年以内に受け、開業後3年以内の事業者
⑥ インボイス枠
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補助上限:100万円
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補助率:2/3
要件: 免税事業者からインボイス登録事業者となった事業者
今後のスケジュール(予定)
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公募開始:2022年3月下旬
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応募締切:2022年6月(第8回)
※第9回以降のスケジュールは後日発表予定
応募方法
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jGrantsによる電子申請
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郵送申請
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