林業・木材産業改善資金について
あなたのチャレンジを無利子でサポートします。「林業・木材産業改善資金」を活用し、経営のレベルアップをしてみませんか?
林業・木材産業改善資金は、林業や木材産業の経営改善等を図るために施設や機械の導入等を行う場合に活用できる無利子の資金です。
資金の貸付について
資金の貸付は民間の金融機関から行われ、農林漁業信用基金又は山形県信用保証協会の債務保証を受けることとなります。
取扱金融機関:山形銀行、きらやか銀行、荘内銀行、山形信用金庫、新庄信用金庫、米沢信用金庫、鶴岡信用金庫、山形中央信用組合、北郡信用組合、山形第一信用組合(順不同)
貸付対象者
(1)森林所有者、林業労働従事者、森林組合、生産森林組合、森林組合連合会、素材生産業者、素材生産組合、林業経営を行う市町村など。
※会社の場合、資本金の額若しくは出資の総額が1,000万円以下のもの又は常時使用する従業者の数が、300人以下のものに限られます。
(2)木材製造業、木材卸売業又は木材市場業を営んでいる者。
※資本金の額若しくは出資の総額が1,000万円以下の会社、又は常時使用する従業者の数が100人(木材製造業を営む者にあっては、300人)以下の会社若しくは個人に限られます。
貸付対象事業
(1)新たな林業部門の経営の開始
新たに素材生産業やきのこ栽培などを開始するために必要な機械や施設を導入する場合。
(2)新たな木材産業部門の経営の開始
新たに集成材用ラミナの生産、合板製造、集成材製造、木材チップ製造、プレカット加工、木材市場業などを開始するため、必要な機械や施設を導入する場合。
(3)林産物の新たな生産方式の導入
生産性の向上、品質の向上などに役立つ林業生産機械や木材加工機械を新たに導入する場合で、木材乾燥施設や木質バイオマス利用施設も含まれます。
(4)林産物の新たな販売方式の導入
売上高の向上などに役立つ販売用機械や施設を導入する場合で、ITを活用した販売方式も含まれます。
(5)林業労働に係る安全衛生施設の導入
防振装置付きチェーンソー、防振装置付き携帯用刈払機、電動式刈払機、自走式刈払機、自動枝打機、玉切り装置、暖房装置付き人員輸送車、振動障害予防器具、無線機器、人員輸送用モノレール、休憩施設などを導入する場合。
(6)林業労働に従事する者の福利厚生施設の導入
休憩室、更衣室、浴場、シャワー、トイレなどを備えた施設などを導入する場合。
貸付条件等
金利:無利子
償還(据置)期間:10(3)年以内で、均等年賦支払となります。
貸付金の限度額:個人で1,500万円、会社で3,000万円、団体で5,000万円。ただし、木材製造業、木材卸売業又は木材市場業に係る事業を実施する場合は1億円まで。
担保及び保証人等:独立行政法人農林漁業信用基金又は山形県信用保証協会の保証を受けることが原則となります。
貸付手続き
(1)取扱金融機関または総合支庁へ
借入れをお考えの場合は、借入れを希望する取扱金融機関、最寄りの総合支庁へご相談ください。
(2)借入れの申込み
事業計画などを記載した認定申請書及び計画書を総合支庁へ提出して下さい。
(3)貸付資格認定審査
貸付資格認定申請書は各総合支庁が審査し、問題がなければ、貸付資格の認定が申請者と借入希望金融機関に通知されます。
(4)貸付審査
金融機関は貸付審査を行い、問題がなければ貸付が決定され申請者に通知されます。
(5)資金の貸付け
金融機関は、借用証書を受理した後、林業・木材産業改善資金の貸付を行います。
申請書の提出期限及び貸付日
申請書提出期限:貸付希望日の約2ヶ月前
貸付日:6月1日から翌年3月1日まで
この機会に、ぜひ「林業・木材産業改善資金」を活用して、あなたのビジネスを次のステージへと進めてみませんか?
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。