
SNSでニーズを掘り出す!本音のペイン・ゲインを拾う方法
こんにちは!
いつもありがとうございます。
V-Spiritsグループ代表で、
爆アゲ税理士の中野です。
デスクリサーチと並ぶ、もう一つのおすすめ方法
これまでお伝えしてきたように、
ニーズやベネフィット(提供価値・顧客価値)を考えるうえで、
デスクリサーチは欠かせない検証ステップです。
デスクリサーチによって、
市場規模、業界動向、一般的な課題感など、
いわば「全体の地図」を把握することができます。
ただし、ここで見えてくるのは、
あくまで平均化された情報や整理された事実です。
起業や新規事業において本当に重要なのは、
その裏側にある個人レベルの感情や本音です。
そこで、デスクリサーチと並行して、
ぜひ取り入れてほしいのがSNSを使ったニーズ探索です。
Web検索は「広く」、SNSは「深く」
Web検索は、
キーワードを工夫することで、
短時間で大量の情報にアクセスできます。
私自身も、
- 新規事業のアイデア出し
- 既存サービスの改善ポイント洗い出し
- 競合の商品・サービスの確認
といった場面で、
Google検索や各種メディアを頻繁に活用しています。
一方で、Web検索の情報は、
「検索されること」を前提に書かれているため、
どうしても建前寄りになりがちです。
これに対してSNSは、
検索される前の感情、
つまり「思わず漏れた本音」が集まる場所です。
Web検索で全体像をつかみ、
SNSで感情の深掘りをする。
この役割分担を意識することが重要です。
おすすめは「X(旧Twitter)」の活用
SNSには、Instagram、TikTok、Facebookなど、
さまざまなプラットフォームがあります。
その中でも、
ニーズ検証という観点で特に相性が良いのが、
X(旧Twitter)です。
ターゲットのアカウントをフォローする
まず最初にやるべきことは、
誰のニーズを知りたいのかを明確にすることです。
例えば、次のような想定が考えられます。
- 地方で大学受験を控えている高校生
- 小学生の子どもを育てる共働き主婦
- 美容や健康に関心が高い専業主婦
こうした属性をもとに、
実際に該当しそうなアカウントを検索し、
フォローして投稿を定期的にチェックします。
このときのポイントは、
あくまで観察者に徹することです。
コメントをしたり、
DMを送ったり、
営業的なアクションは一切不要です。
匿名だからこそ見える「本音」
X(旧Twitter)がニーズ探索に向いている最大の理由は、
匿名性の高さにあります。
実名や顔出しが前提のSNSでは、
どうしても「よく見せたい」「失敗を隠したい」
という心理が働きます。
一方、匿名アカウントでは、
そうしたブレーキが外れやすく、
感情がダイレクトに言葉として表れます。
ペインポイント(不満・悩み・怒り)
特に注目したいのが、
ネガティブな感情を含む投稿です。
- 「〇〇が不便すぎる」
- 「毎回ここでつまずく」
- 「なんでこんなに面倒なんだ」
- 「正直ストレスが溜まる」
これらはすべて、
解決されていない課題のサインです。
人は、
強い不満やストレスを感じている領域ほど、
お金を払ってでも解決したいと考えます。
ゲインポイント(欲求・理想・期待)
もう一つ見逃せないのが、
ポジティブな願望が含まれる投稿です。
- 「こうなったら最高なのに」
- 「もっと簡単にできたらいいのに」
- 「誰かこれ作ってくれないかな」
これらは、
未来に対する期待であり、
そのまま商品・サービスのコンセプトになり得ます。
なぜX(旧Twitter)が最適なのか
InstagramやTikTokは、
写真や動画を通じて、
「理想の自分」や「成功している姿」を見せる場として
使われることが多いSNSです。
そのため、投稿内容も、
- うまくいっている話
- 楽しかった出来事
- 成果が出た結果
といった、
完成形が中心になります。
一方、X(旧Twitter)は、
- うまくいかない日常
- 小さな失敗
- 誰にも言えない不満
が、そのまま投稿されやすい場です。
だからこそ、
課題が生まれる瞬間や
感情が動いたタイミングを捉えやすいのです。
まとめ|デスクリサーチ+SNS観察が最強
- デスクリサーチで市場全体を把握する
- SNSで個人の感情や本音を拾う
- ペインとゲインの両面を見る
- 繰り返し出てくる声に注目する
この2つを組み合わせることで、
「頭で考えたニーズ」ではなく、
実在する人のニーズに近づくことができます。
起業や新規事業において重要なのは、
アイデアの斬新さよりも、
誰かの困りごとをどれだけ深く理解できているかです。
よくある質問(FAQ)
Q. SNSを見ているだけで、本当にビジネスにつながりますか?
はい、つながります。
特に同じ不満や悩みが何度も出てくる場合、
それは強いニーズが存在しているサインです。
Q. フォローした相手に話しかけたほうが早くないですか?
初期段階ではおすすめしません。
まずは観察を重ね、仮説の精度を高めることが重要です。
Q. X以外のSNSは使えませんか?
使えますが、
本音の出やすさ、投稿量、検索性を考えると、
X(旧Twitter)は特にニーズ検証と相性が良いです。
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この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。



























