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返済期間ってどう選ぶ?創業融資で押さえるべき“返済設計のポイント”
はじめに:返済期間は“選べるもの”。でも意外にじっくり考える人は少ないのかも?
ズバリ、返済期間をどのくらいに設定するかで、毎月の支払い負担も、将来の資金計画も大きく変わります。
私は信用金庫で10年以上営業をしていた者ですが、ここを丁寧に選ぶ人は意外と少ないんですよね。だからこそ、今回はその「短期と長期のメリット・デメリット」を、実例も交えつつ解説します!
目次
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運転資金 vs 設備資金――返済期間の相場
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短期返済のメリット・デメリット
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長期返済のメリット・デメリット
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金利との関係、銀行目線の視点
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まとめ:業種と将来計画に合わせた返済設計を!
1. 運転資金と設備投資で変わる返済期間の「目安」
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運転資金:一般的には 5年以内 が相場。もっと長いと「少し不自然」と思われることも。
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設備資金:導入する機器の耐用年数に合わせ、7年〜10年程度と長めに設定するのがセオリーです。
これは、ビジネスローンの仕組みで長期貸し出しが許されるためで、米国では設備資金ローンが最大10年以上になることもあります 。
2. 短期返済のメリット・デメリット
メリット
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返済が早く終わる為、資金繰りの自由度が上がる。
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銀行からも「返済期間が短い=信頼できる」と評価されやすい。
デメリット
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毎月の支払いが重くなるため、資金繰りを圧迫する可能性あり。
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足元のキャッシュフローに余裕がない場合、無理の原因になるリスクも。
3. 長期返済のメリット・デメリット
メリット
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月々の返済額が低く抑えられ、経営の余裕ができる。
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資金繰りが安定しやすく、安心感が生まれる。
デメリット
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元金がなかなか減らないため、将来的に追加融資の余裕も生まれにくいことも。
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銀行側としては「返済の進行が遅い」と評価される可能性がある。
4. 金利は返済期間が短い方が“安くなる傾向”あり
銀行側の視点では、返済期間が短いほどリスクは低く、金利も有利に設定されやすい傾向です。一方、長期で組むとリスクとみなされ、金利はやや高めに設定されることもあるため注意 。
5. まとめ:どっちが正解?判断は“事業形態と将来計画次第”
ポイントは、あなたの事業の性質や現在のキャッシュの余裕度、そして将来の融資ニーズに合わせて使い分けること。具体的には:
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回転の速い業態で資金を短期で何度も循環させたい → 運転資金は短期に
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導入費が大きく追加融資予定がない → 設備資金は長期に
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業績が不安定だからまずは月負担を抑えたい → 長期で月負担抑制
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