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創業融資で失敗しないための審査突破3つのコツ
~リアルさ・準備・情熱と根拠のバランスで勝ち取る資金調達~
はじめに
創業融資の審査に挑むとき、ビジネスモデルややりたい事業内容ばかりを熱く語ってしまう方が多いのですが、実はそれだけでは足りません。
「審査突破」というゴールに向けて、必ず押さえておきたい“3つのコツ”があります。
この3つを意識して臨めば、審査の通過率は確実に上がりますし、逆に外してしまうと、どんなに良い事業アイデアでも融資はおりません。
今回は、その3つのコツを、創業融資支援の現場で数多くの事例を見てきた視点から、徹底的に解説します。
コツ① 事業計画に「リアルさ」を宿す
なぜリアルさが重要なのか
審査する金融機関の担当者は、あなたの事業を“書類”と“面談”で判断します。
書面上で綺麗な数字や理念を並べても、面談で話すときに違和感が出れば、すぐに見抜かれます。
「これ、本当にできるの?」と思われた瞬間、信頼度は一気に下がります。
リアルさを伝えるためのポイント
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根拠ある数字:売上予測や利益計画は、競合調査や市場データを基に。
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具体的な行動計画:月ごとの集客施策や営業方法を明示。
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実現可能なスケジュール:設備導入、スタッフ採用、営業開始日までの流れを現実的に。
リアルさとは、「できそうだ」と相手に思わせる空気感。数字・ストーリー・あなたの言葉が一貫していることが大切です。
コツ② 下準備を徹底する
下準備が不足すると即アウト
融資の可否は、事業の魅力だけではなく、「どれだけ準備してきたか」も大きく影響します。
私が見てきた中で、融資を断念せざるを得なかった方の多くは、この下準備が甘かったパターンです。
必須の下準備リスト
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自己資金の確保
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自己資金ゼロでは融資は難しい。目安は総事業費の2~3割。
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事業経験の蓄積
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全く経験のない分野はリスク大。経験不足を補うパートナーや研修実績が必要。
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面談対策
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想定質問への答えを準備。曖昧な返答はマイナス評価。
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競合分析
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自分の強みを裏付けるため、競合の価格・集客方法・評判まで調査。
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立地調査(店舗型事業の場合)
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商圏人口、通行量、周辺環境など、数字で説明できる情報を収集。
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「やれることはすべてやった」と胸を張れる準備をしておくことで、面談時の説得力が飛躍的に増します。
コツ③ 情熱+根拠のバランスを保つ
情熱だけでもダメ、根拠だけでもダメ
創業時は情熱が最も大きな武器です。しかし、金融機関は情熱にお金を貸すわけではありません。
逆に、根拠だけで情熱が伝わらないと、「この人、本当にやる気あるのかな?」と疑われます。
理想のバランス
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情熱:100点満点中50以上
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根拠:7~8割の完成度
創業段階で根拠を100%揃えるのは難しいですが、最低限のデータと準備で7~8割は固めることが可能です。残りは実行力と熱意で補いましょう。
審査員が見ているのは「貸しても大丈夫か」という一点
融資審査では、事業の魅力や規模以上に、「この人にお金を貸して返ってくるか」という安全性が重視されます。
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リアルな計画
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徹底した準備
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情熱と根拠の両立
この3つが揃えば、審査員は「この人なら返済できる」と判断します。
まとめ
創業融資を突破するためには、
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リアルさを感じさせる事業計画
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やれることは全てやったと言える下準備
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情熱と根拠のバランス
この3つを軸に、書面と面談の両方で一貫性をもたせることが重要です。
もし準備の段階で不安があるなら、専門家に相談して客観的なアドバイスをもらうことをおすすめします。
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