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コラム

ズバリ解説!フランチャイズ起業のメリット・デメリット徹底比較

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はじめに:フランチャイズは起業の近道か?

「一年後には自分の店を持ちたい」――そう考えている30代会社員のあなたへ。起業を考えるときに必ず候補に挙がるのが「フランチャイズ」です。コンビニや飲食チェーン、学習塾、クリーニングなど、街の至るところにフランチャイズビジネスは広がっていますよね。

ズバリ言いますと、フランチャイズは「ゼロからビジネスを作るよりも成功確率が高い」一方で、「本部との契約条件や制約」が大きなカギを握ります。この記事では、あなたが安心して判断できるように、フランチャイズの基本からメリット・デメリット、成功のためのチェックポイントまでをわかりやすくお伝えします。


フランチャイズとは?

基本の仕組み

フランチャイズとは、本部(フランチャイザー)が築いたブランドやノウハウを使って、加盟者(フランチャイジー)が事業を行う仕組みです。加盟店は「初期費用」や「ロイヤリティ」を支払う代わりに、商品・サービス・マニュアル・研修などの支援を受けられます。

よくある業種

  • コンビニエンスストア
  • ファストフード・飲食店
  • 学習塾・スクール
  • 美容・リラクゼーション
  • クリーニング・コインランドリー

フランチャイズのメリット

① ブランド力を借りられる

ゼロから名前を広める必要がなく、顧客の信頼を得やすいのが強みです。

② 経営ノウハウの提供

マニュアルや研修が整備されており、未経験者でもスタートしやすいです。

③ 融資に有利

知名度の高いフランチャイズなら、金融機関からの信用も得やすく、資金調達がスムーズに進むことがあります。


フランチャイズのデメリット

① ロイヤリティ負担

売上の数%や固定額を本部に支払う必要があります。利益率に大きく影響します。

② 独自性の制限

商品やサービスの内容は本部の指示に従うため、自分のアイデアを活かしにくい面があります。

③ 契約期間と解約リスク

契約期間中は自由にやめられない場合が多く、途中解約には違約金が発生することもあります。


フランチャイズ成功のチェックリスト

  1. 本部の経営実績は?(倒産リスクはないか)
  2. ロイヤリティの仕組みは適正か?
  3. 他の加盟店の成功・失敗例は?
  4. 自分が働ける時間と体力に合うか?
  5. 契約書の内容を専門家に確認したか?

起業準備1年の間にやるべきこと

  • 半年前までに:興味あるフランチャイズを比較検討
  • 3か月前までに:加盟候補を絞り、説明会参加・本部面談
  • 2か月前までに:資金調達の方向性を決定
  • 直前:契約締結、研修受講、物件確定

ケーススタディ

ケース1:コンビニ加盟

24時間営業が基本。人材確保が課題に。想定よりも労働時間が長くなる傾向あり。

ケース2:学習塾加盟

初期投資は比較的少なめ。ただし地域によっては競合が多く、差別化が必要。

ケース3:飲食店加盟

ブランド力は強いが、食材仕入れやメニューは本部指定。原価率が高めになることも。


FAQ(よくある質問)

Q1:フランチャイズは本当に儲かりますか?

A: 儲かるかどうかは「立地」と「本部の経営力」に大きく左右されます。

もちろん加入する経営者の経営能力も大事ですが、事前調査がカギです。

Q2:ロイヤリティはどのくらいかかりますか?

A: 業種によりますが、売上の3~10%程度が多いです。固定ロイヤリティ制もあります。

Q3:独立性が低いのでは?

A: 確かに制約はありますが、逆に言えば「守られている」という安心感でもあります。

Q4:失敗例はどんなものがありますか?

A: 人材確保に失敗した、売上予測が甘かった、本部サポートが不十分だった、などが典型例です。


まとめ~フランチャイズは起業の「安全策」か?

フランチャイズは、ゼロからの起業に比べれば「安全策」の一つです。ただし、リスクがゼロになるわけではなく、本部選びと契約条件の確認が命運を分けます。

  • ブランド力を借りられる
  • ノウハウを得られる
  • ただし自由度は制限される

この両面をしっかり理解し、自分の性格やライフスタイルに合うかを見極めましょう。起業一年後、あなたが後悔なくスタートを切れるように、今から慎重に準備を始めてくださいね。応援しています!

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
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この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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