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日本政策金融公庫の面談で失敗しないための6つのポイント|服装・心構え・話し方のコツ
はじめに
創業融資を日本政策金融公庫に申し込むと、必ず「面談」があります。
この面談は、融資審査の中でも非常に重要な位置付けです。
「どんなことを聞かれるのか?」
「どんな服装で行けばいいのか?」
「緊張してうまく話せなかったらどうしよう…」
こうした不安を持つ方はとても多いです。
私自身も元金融機関の担当者として多くの面談に立ち会ってきましたが、やはり準備と心構えで結果は大きく変わります。
今回は、創業融資の面談で失敗しないために押さえておきたい 6つのポイント をまとめました。
① 服装に正解はない、でも不正解はある
よく「面談はスーツじゃないとダメですか?」と聞かれます。
実は スーツでなくても問題はありません。
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スーツを着るなら「ノーネクタイ・清潔感あるシャツ」で少し柔らかい印象に
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作業着や制服がある方は、そのままでも自然でOK
ただし、不正解の服装はあります。
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ギラギラしたネックレスや高級時計
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派手すぎるカジュアル服
こうした装いは「自己資金を遊びに使っているのでは?」と悪印象になりかねません。
面談では「無難で清潔感ある服装」が一番安心です。
② 面談は原則「1対1」
公庫の面談は基本的に申込者本人と担当者の 1対1 です。
ただし、会社を共同経営する場合や夫婦で事業をする場合には、複数で同席するケースもあります。
その場合は 必ず事前に担当者へ確認 をしましょう。
連絡なしに2人3人でゾロゾロ行くと、担当者も構えてしまい逆効果です。
③ 緊張しているのはあなたも相手も同じ
「面談だから緊張して当然」と思うかもしれませんが、実は担当者も緊張しています。
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若手担当者 → 「間違えたらどうしよう」と不安
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ベテラン担当者 → 「聞き漏らしたら後で困る」とプレッシャー
つまり、面談はお互いに緊張している場です。
そう思うだけで気持ちがぐっと楽になるはずです。
④ 無理に話しすぎない
多くの方が「全部伝えなきゃ!」と焦って、つい余計なことまで話してしまいます。
しかし、公庫にはすでに 事業計画書や創業計画書 を提出しています。
面談ではその内容を補足する形で十分です。
担当者がもっと知りたいことは、必ず質問してくれます。
聞かれていないことをベラベラ話すより、端的に答えることが好印象 です。
⑤ 夢よりも「近い将来」を語る
「3年後には上場します!」「日本一の会社になります!」
夢を語ること自体は悪くありませんが、融資担当者が知りたいのはそこではありません。
金融機関が最も気にするのは――
「半年後・1年後に返済できるのか?」
ですから、
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将来の夢は簡潔に
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その夢に向けた「直近の計画」と「返済できる根拠」を丁寧に
これが一番説得力のある説明になります。
⑥ 中学生にもわかる言葉で説明する
事業内容を語るとき、専門用語を並べすぎるのは危険です。
相手は金融のプロであっても、あなたの業界のプロではありません。
例えばAIやプログラム開発など、専門的すぎる話は理解されにくいです。
そこで意識すべきは――
「中学2年生にもわかるレベルで説明する」
わかりやすく説明すれば、担当者がそのまま上司や決裁者に伝えやすくなります。
結果的に審査がスムーズに進むのです。
まとめ
創業融資の面談で失敗しないためには、この6つを意識してください。
✅ 服装に正解はないが、不正解はある
✅ 面談は原則1対1、複数で行くなら事前に確認
✅ 緊張しているのは担当者も同じ
✅ 無理に話しすぎず、端的に答える
✅ 夢よりも「近い将来」の返済計画を語る
✅ 中学生でもわかる言葉で説明する
面談は「試験」ではなく「対話」です。
担当者と一緒に、あなたの事業が本当に成立するのかを確認する場と考えましょう。
不安な方は、面談練習や事前相談を受けるだけで気持ちがかなり楽になります。
大切なのは「誠実に、そしてわかりやすく」。この心構えで臨めば、きっと良い結果につながります。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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