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コロナ後の世界で経営者が取るべき戦略
〜ピンチをチャンスに変える発想法〜
はじめに
新型コロナウイルスの流行は、私たちの生活や経営環境を大きく変えました。
移動や対面が当たり前だった時代から、「移動しない」ことが前提の時代へ。
この大きな変化を、経営者としてどう受け止め、どう行動に移すかが、これからの明暗を分けます。
本記事では、中野裕哲流の視点で、コロナがもたらした構造変化と、それをチャンスに変えるための発想法をまとめます。
コロナ禍で見えた「行動変容」
コロナの影響は一時的なものではなく、文化や習慣そのものを変えました。
特に大きかったのは、次の3つです。
1. 「移動しない」という選択
人類の移動手段の進化は、徒歩 → 馬 → 船・汽車 → 電車 → 自動車 → 飛行機と発展してきました。
そして今、その最終形態として**「移動しない」=オンラインで完結する**時代が到来しました。
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例:ZOOM会議、オンライン商談、リモートセミナー
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メールやデータ共有で、物理的な移動が不要に
2. 消費行動の地元化
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遠くの百貨店に行くより、地元の商店やネットで購入
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移動が減った結果、駅ナカや通勤途中のコンビニ売上は減少
一方で、自宅近くのスーパー売上は増加
3. エリアの制約が消えた
ZOOMなどのオンライン化により、地方から都市圏へ、都市圏から地方への情報発信が容易に。
物理的な距離は障壁ではなくなり、商圏や顧客層の考え方も一変しました。
変化がもたらした経営環境のシフト
小型オフィス需要の増加
テレワークが普及し、大企業でも「100坪のオフィスは不要」という考え方に。
結果、30坪程度の小規模オフィスが人気に。
これは固定費削減にもつながり、中小企業にとってもチャンス。
高額な会議システム不要の時代
以前は数百万円かけてテレビ会議システムを導入していた企業も、今ではZOOMやTeamsで十分。
初期投資や維持費をかけずに全国・全世界とつながれる環境が整いました。
コロナ後は「順位入れ替え」の時期
中野氏は、今の時代を**「産業革命級の順位入れ替え期」**と捉えています。
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対応が早い企業:オンライン化・商圏再設計・地元密着などで一気に順位を上げる
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対応が遅れた企業:従来のやり方に固執して順位を落とす
特に中小企業は、小回りの利く強みを活かし、大企業がまだ動き切れていない分野へ素早く参入することで、一気に飛躍できる可能性があります。
今後の経営で意識すべきポイント
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移動しない前提での事業設計
→ オンライン化で商圏を全国・世界へ広げる -
地元化と広域化のバランス
→ ローカル需要を押さえつつ、遠隔地にもアプローチ -
固定費の最適化
→ オフィス縮小やサブスク活用で経費を削減 -
情報発信力の強化
→ セミナー、SNS、動画などで自社の存在感を高める
まとめ
コロナは確かに経営にとって大きなピンチでした。
しかし、その影響で生まれた「移動しない文化」「エリア制約の消失」は、発想次第で無限のチャンスになります。
重要なのは、この変化を“自社の成長エンジン”に変えられるかどうか。
今こそ、事業モデルを見直し、時代の流れに適応する動きが求められます。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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