
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
シズル感がないWebサイトは「美味しそうに見えない」
今回は、Web発信における「シズル感」の重要性について、ズバリお話ししたいと思います。
「シズル感って何?」という方もいらっしゃるかもしれません。簡単に言えば、「五感を刺激する演出」です。肉の焼ける音、ラーメンの湯気、パンの香ばしい匂い──リアルの世界ではそれが自然と伝わります。でもWebでは、それが一切使えない。
では、Webの世界で“シズル”をどうやって表現するのか?
ポイントは「視覚」+「想像力」+「共感性」にあります。
お腹が鳴る!シズル感満点のWeb事例
うちのお客様が手がけた例で、これはすごいなと思ったのが、ベトナム料理「フォーティントーキョー」さんのWebサイトです。
池袋、新宿、吉祥寺に展開する有名フォーのお店ですが、このホームページ、開いた瞬間に「食べたくなる」。画面いっぱいに、湯気の立つフォーの写真。メニューは小さく配置して、まずは料理の魅力を前面に。
これが、まさにシズル感。
「あたかもそこにある」「手を伸ばせば届く」「画面から香ってきそう」
Webだからこそ、視覚的演出と構成の工夫で、“五感”の補完ができるのです。
初めてのお店は不安?──だからこそ「安心感の演出」が必要
シズル感は、何も飲食店だけの話ではありません。
たとえば、美容室。
初めての美容室って、ちょっと入りにくいですよね?とくに内装が見えなかったり、上の階にあったりすると、「どんな雰囲気なんだろう…」と不安になる。
その不安を和らげるのが、Webサイトの役割です。
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お店の内装がわかる写真
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カットモデルのビフォーアフター
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スタッフの笑顔や人柄
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お客様の声や実際の口コミ
これらがあるだけで、グッと「行ってみたい」に変わるんです。
士業・コンサル業でも「人間味のシズル感」が大事!
ここからが本題です。
実はこの“シズル感”、飲食や美容だけじゃない。税理士さん、弁護士さん、コンサルタント──人間が主役の仕事にも、めちゃくちゃ大事なんです。
なぜなら、お客様が気にしているのは、
「この人に任せて大丈夫かな?」
という不安の払拭です。
プロフィールにも“リアル”を
うちでは、採用面接で必ず聞くことがあります。それは、
「あなたは、どんな挫折を経験しましたか?」
これ、Webにも活かせます。
経歴や資格だけを並べるのではなく、「どんな道を歩んできたのか」「どうしてこの仕事をしているのか」「失敗から何を学んだのか」──これがあると、一気に親近感が湧きます。
たとえば、うちのスタッフの三浦。
プロフィールに「リストラされて、日雇いの外構工事やってました」と正直に書いてある。これを見て「この人なら話してみたいな」と思う人、きっと多いと思います。
シズル感=“素の自分”を出すこと
オーセンティック(authentic)、つまり「本物の」「作っていない」発信。
今のWebの世界は、広告だらけ、うさんくさい情報があふれています。だからこそ、素のままで、嘘のない、ちょっとドジな部分も含めて見せることが、信頼を生むのです。
この動画も、台本は一切ありません。中野と三浦、素の会話をお届けしています。それが逆に「相談してみたい」「この人たち、信頼できそう」と思っていただける理由なのかもしれません。
まとめ:「匂い」「温度」「人間味」をどう伝えるか?
Web発信における「シズル感」とは──
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写真の迫力で食欲や好奇心を刺激する
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初めてでも安心できる情報を載せる
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プロフィールに“物語”を込める
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素のままの会話や発信を大切にする
リアルでは伝えられる感覚を、Webでいかに補完するか。その工夫が「シズル感」なのです。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523