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【一次産業×卸売進出】最大9,000万円補助金で“販路拡張”を支えよう!活用実例と成功ポイント
はじめに:「うちも卸売を始めたい…」そんな一次産業者のみなさんへ
ついに登場した【中小企業新事業進出補助金】。
その名の通り、新しい事業に挑戦する中小企業を国がバックアップする制度です。
「うちは一次産業(農林水産業)だから対象外?」
いいえ、条件を満たせば「卸売業への転換」も対象になります!
今回は、“製造業×卸売業”へ進出したケースにフォーカスして、6000字規模の構成でご紹介します。
補助金活用のリアルな中身が知りたい方は、ぜひ読み進めてみてください。
補助金の基礎知識:事業概要と特徴
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対象者:中小企業(従業員や売上規模に応じて上限あり)
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補助額:750万円~最大9,000万円
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補助率:1/2。賃上げ加点で最大3/2スタッフで上乗せ可能
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対象経費:機械装置費、システム構築費、建物費、広告費、専門家費など
特に、建物費と広告費が対象になる点が希少で、“卸売の場づくり+販促から開始できる”点が最大の魅力です。
事例:製造業が“卸売業”に進出したケース
● 背景とチャレンジ
ある製造業者(小規模加工工場)は、
廃棄されていた端材や副産物に対し、専用ラインで加工し直し、
スーパーや飲食店向けの“地域卸売事業”を始めたいという計画を描きました。
従来は製造を委託していたが、「利益率向上と販路拡大」を目指すため、
一次産業から第6次産業へ横展開する決断に至ります。
● 投資内容と経費内訳
投資項目 | 内容 |
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機械装置・設備 | 冷凍庫、新型加工ライン |
建物・内装 | 冷却室・厨房設備の増築・内装 |
システム構築 | SKU管理システム・発注管理ソフト |
広告・販促 | 試供品配布、展示会出展、販促動画 |
専門家費用 | コンサルティングやアドバイザー報酬 |
総投資額は約1億円、補助金額は5,000~6,000万円相当となり、卸売業への挑戦を後押ししました。
成功のポイントと注意点
✅ 成功要因
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既存製造業との親和性:既存の原料調達・加工技術を活かして卸売へ転換
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広告・販促まで対象:卸先拡大のためのプロモーションを補助金で賄えた
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事業性を示す計画:利益モデルや販路設計、将来の雇用計画が明確だった
⚠ 注意点
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事業性の整合性が必須:単なる加工ではなく、新規事業として整合性を示す
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一次産業者の適用要件:補助金の制度側で一次産業の「加工・卸」が対象になるか事前確認が必要
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申請準備の質:事業計画書と加点項目の取得準備は、早めに専門支援を受けることが望ましい
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申請ステップと準備の流れ
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自社が補助金対象か確認(売上・規模要件・業態)
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事業計画の構想(加工ライン設置→卸売ルートの設計)
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経費項目の洗い出し(設備・建物・広告・システムなど)
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GB‑SID登録、事業計画書作成
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陽項目の検討(賃上げ・DX・後継者など)
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専門家相談や審査員視点でのレビュー
まとめ:一次産業でも卸売に進出できる補助金活用の意義
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最大9,000万円補助だが、現実的には数千万円単位での活用が現実的
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建物費・広告費を含めた“販路開拓型”事業が認められることが大きな特徴
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一次産業でも、既存の加工技術や素材を活かした卸売で、新しい事業展開が可能
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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