
経営計画書があると銀行の評価はどうなのか?
おはようございます!11/26日は、「いいチームの日」です。グループウェアを開発しているソフトウェア会社のサイボウズが制定。「いい(11)チーム(26)」の語呂合せ。
結論:経営計画書があると銀行評価は良くなる
結論は、評価は良くなります。銀行は計画性のある会社ほど信用します。計画とは「経営計画書」のことです。そして、信用されるという事は融資を受けやすくなるという事に直結してきます。
銀行が企業を評価するポイント
銀行は企業を格付けすることによって、融資先を決めています。格付けの根拠とされるのが第一に決算書の数字です。会社にとっての決算書は、単に税金計算をするためだけのものではないのです。黒字決算となれば融資は問題ないと思われがちですが、黒字は収益性の評価となるものの、これだけでは十分とは言えません。
収益性以外に、企業の安全性や成長性、また債務返済能力などが問われます。決算書の数字から定量的評価をし、これ以外に決算書の数字からは評価しづらいもの、例えば、経営者の能力や市場の将来性、販売力や技術力などが見られます。勘だけに頼ってないかどうか、経営者の計画的な姿勢も見られているわけです。
経営計画書を作成するメリット
また、経営計画書を作成することにより、有利な条件で融資を引き出すことも可能となってきます。一先ずは、創業から5年目までの会社については銀行の信用力というのはなかなか積み上げにくいものです。経営計画書を作成し、銀行とのコミュニケーションを深めていくといった方法もありますので上手に活用してみてはいかがでしょうか。
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弊社では、決算書分析を無料で行っております。メリットとしては、資金繰りの改善や融資がどれだけ受けられるのかといった事や、客観的に第三者が自社の決算書を評価してくれ状況把握ができる。といったものです。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。