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コラム

家庭教師派遣業の開業完全ガイド|特徴・市場動向・必要資金

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家庭教師派遣業の開業ガイド

ビジネスの特徴

家庭教師派遣業は、一般的に生徒の自宅へ雇用する家庭教師を派遣し、個別の学習指導を提供することで報酬を得るビジネスです。生徒の学力向上や受験対策を目的に、経験豊富な教師が生徒の家庭に派遣され、個別にカスタマイズされた指導を行います。また最近では、オンライン授業を通じて、地理的な制約を超えた質の高い教育サービスも提供されています。親は、子どもに最適な教師を選定し、信頼性の高い教育サポートを受けることができます。家庭教師派遣業は、親と生徒に対して効果的で柔軟な学習支援を提供することを目的としています。

市場トレンド

家庭教師に関わる業界のトレンドは以下になります。

⑴緩やかに拡大する家庭教師市場

これまで家庭教師業界は、少子化の影響や2002年学習指導要領の改訂、個別指導塾との競合などにより縮小傾向にあった市場でしたが、少子化や高校授業料の無償化などにより一人当たりにかける教育費が増えたことから再度注目を浴びつつあります。

⑵オンライン家庭教師

インターネットが整備された現在では、オンライン家庭教師が人気となっています。実際に生徒の家に行く必要がないため、通常の派遣が難しい場所でも家庭教師ができるメリットがあます。

⑶道徳的教育を行う家庭教師

かつては学力向上と受験対策が中心だった家庭教師市場ですが、現代の親たちが倫理やマナー、コミュニケーション能力を重視するようになったため、道徳的教育を提供する家庭教師の需要が増加しています。

開業形態

独立開業型

独立した家庭教師は、教育機関や派遣会社に所属せず、自己のブランドで活動します。自由なスケジュールやカリキュラム、料金設定が可能であり、生徒との関係を直接築くことができます。一方で、生徒の獲得や集客、管理業務など、ビジネス面の負担が大きく、安定した収入を得るまでには時間と労力が必要です。

FC加盟型

FC加盟の家庭教師は、既存ブランドで信頼を得やすく集客や広告支援を享受できます。しかし、フランチャイズ料やロイヤルティーが負担となり、独立より経済的な制約があります。

許認可

家庭教師派遣業を運営するにあたって必要となる資格、手続きはありません。しかし、以下のような資格があることで集客や運営において有利になる場合があります。

  • 教員免許

  • 実用技能検定

また、家庭教師派遣業は特定商取引法の規制対象となる『特定継続的役務提供』に該当します。この場合、「顧客に交付しなければならない書類の種類や書式」「営業・勧誘の際のルール」「クーリングオフ」「中途解約金のルール」などが定められているため事前に知っておく必要があります。

開業ステップ

  1. 家庭教師派遣業のコンセプト策定

  2. 事業計画書策定

  3. 資金調達

  4. 宣伝・プロモーション

  5. 家庭教師派遣業開業

開業資金

家庭教師派遣業は少人数で開業する場合でも、事務所を賃貸する場合には一般的に300万円程度の資金が必要だといわれています。特に大きくかかる費用としては、事業所の賃貸料、広告宣伝費などがあげられます。

事業計画の作成や面談対策、融資の受け方など、融資に関することなら、弊社の「元日本政策金融公庫支店長の多胡」と「元金融機関融資担当の小峰」を中心とした「実績豊富な融資コンサルタントチーム」が全面的にサポートします。

会社設立

学習塾経営は、個人事業でも行えますが会社を設立するという選択肢もあります。では、会社の設立はどのように行うのでしょうか。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。

  1. 申請書類の作成
    ※申請書類は都庁で購入できます。

  2. 免許申請
    ※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。

  3. 審査

  4. 許可

その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。

弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

収益モデル

売上原価のおよそ半分を占めることになる塾講師への人件費、販売管理費の過半となる経営者への報酬が主な支出となります。個人塾として開業する場合は、進学実績や口コミも基本的にない開業当初に損益分岐点を上回る塾生を集めることができるかが鍵となります。

まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして作成してみてください。

以下のリンクからダウンロードできます。

最後に

以上が学習塾を開業する際の全体像になります。

家庭教師派遣事業の開業に特別な許認可は必要ないものの、ターゲットによって提供するサービス内容が変わるなどの特徴があります。

そのため、初めての開業で何から始めればいいのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか?

弊社には、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、元金融機関の営業担当、補助金コンサルタントといった幅広い専門家が在籍しているため、みなさんの不安を解決することができます。

お客様の今後のビジョンを踏まえて、幅広い視点からご支援いたします。

弊社では無料の相談を行っていますので、開業に関して不安がある方はお気軽にご相談ください。

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523

三浦高

この記事を書いた人

三浦高/Takashi Miura

元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、

産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。

融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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