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コラム

BEAMSじゃないよ! SIPS

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Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。

以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。

SNS時代を乗り切る!消費者行動モデル「SIPS(シップス)」とは?

はじめに:ポストSNS時代に必要な「心を動かす仕組み」とは?

皆さん、今日はSNSの世界で「どうすれば人が動くのか?」を整理したモデル、SIPS(シップス)についてご紹介しますよ。
“消費者行動のつながり”を「共感」「確認」「参加」「拡散」に分けた考え方で、従来の広告スタイルにはなかったSNSの特性がしっかり反映されています。

この記事を読み終えた後には、SNSを使ったマーケティングやプロモーションの見方が、きっと変わるはずです。

SIPSモデルとは?SNS時代の消費者心理を4ステップで整理

SIPS(シップス)とは、SNS時代の消費者がどのように行動するかを、以下の4つのステップで整理したモデルです:

  1. Sympathize(共感する)
     「この投稿いいな」「この人の感性好きだな」と思う最初の入り口。

  2. Identify(確認する)
     「本当にいいの?」「詳しく知りたい」と投稿者や情報源を調べるステップ。

  3. Participate(参加する)
     「いいね!」「コメント」「応募」「コミュニティへの参加」など、自ら行動を起こす瞬間。

  4. Share & Spread(共有・拡散する)
     「これ良かった!」と投稿したり友だちに伝えたりして広がるフェーズ。

SNSのリアルな動きが、そのままモデルになっているのがSIPSの強みです。


ステップを一つひとつ丁寧に理解していきましょう

1. 共感する(Sympathize)

まずは心を動かすことです。これは言葉で語るより感覚で「いいな」と思えるもの。
ストーリーがある投稿、素朴な投稿、自分と同じ立場の声…こうした“心の響き”に触れて心が動く瞬間です。

2. 確認する(Identify)

共感が初めの一歩なら、そこから「これはうそじゃないよね?」「ほかの人はどう反応してるのかな?」と自分で調べる心理が続きます。
商品ならレビュー、お店なら口コミ、発信者なら過去投稿など、信頼性を探して動く段階ですね。

3. 参加する(Participate)

共感と確認を経て、いよいよ行動です。
「いいね」やコメント、イベントへの参加、キャンペーンへの応募など、こちらから自発的に動きます。

4. 共有・拡散する(Share & Spread)

そこで満足できる経験や感情が得られたら、人は自然と「これいいよ!」と広めたくなります。
この共有こそ、SNSを使ったマーケティングの核であり、発信者にとっての最大の成果です。


SIPSが生きた事例をじっくり見てみよう

飲食店のプレプロモーション:ファン参加型の壁塗り体験

ある飲食店では、店舗オープン前の「プレプロモーション」としてSNSで参加者を募集。
内装の壁塗り作業に参加できるという仕掛けを設けたのです。

  • 共感:「自分も参加したい!」「面白そう!」

  • 確認:「場所は?誰が参加できるの?」「他の人の投稿は?」

  • 参加:壁塗りワークショップに実際に参加した人たち

  • 拡散:「壁塗ったよ!」「こんな参加型ってすごい!」と投稿・シェア

この一連の流れで、お店はオープン前から“自分事化されたファン”を作り上げました。
まさにSIPSの典型例ですね。

製品開発での共創型プロモ:ファンと作るコーラ新商品

大手飲料メーカーで、自社製品の味をファンと共同で考える企画もありました。
#味を考えて投稿しよう 的な募集形式で、共感→参加→拡散というSIPSの流れが完成。
仕上がった商品には、「自分のアイデアが形になった!」という満足感と拡散力が伴うんです。


SIPSと旧来モデルとの違いを押さえておこう

モデル名 主なステップ
AIDMA 注意→関心→欲求→記憶→行動(既存型)
AISAS 注意→関心→検索→行動→共有(インターネット型)
SIPS 共感→確認→参加→拡散(SNS型)

旧来モデルが「モノを買わせる」こと重視だったのに対して、SIPSは「人の心を動かし、巻き込み、拡散させる土壌づくり」に適した設計です。


実践編:あなた自身の投稿やビジネスに使うSIPSの活かし方

  1. 共感の種を仕込もう
     言葉よりも感覚。ストーリー、人柄、背景…共感を生む投稿を心がける。

  2. 確認環境を整えておくこと
     Web、SNS、レビューなど、ユーザーが安心できる情報設計を。

  3. “参加できる場”を設ける
     コメント欄、募集、イベント、共創企画など、参加のきっかけを作る。

  4. 拡散しやすい仕組みづくりを
     ハッシュタグ、シェアボタン、盛り上がるネタ設計など、共有を促す工夫を。


まとめ:SNS時代は「参加→共感→拡散」の視点が王道

SNSはもう“見て・終わり”じゃないんですね。
ファンになってもらうには、心を動かし、確認し、行動してもらう。そして自然に広めてもらえる仕掛けを作ること。

その基本に立ち返れるのがSIPSモデルです。

無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!

フリーダイヤル 0120-335-523

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