
新規需要開拓設備資金の魅力|鳥取県の制度融資で設備投資を前に進める
新たなビジネスチャンスを掴むための設備投資を考えている方に朗報です。
鳥取県が提供する「新規需要開拓設備資金」は、あなたのビジネスを次のステージへと導くための強力なサポートを提供します。
設備投資は、やり方次第で「未来への投資」にも「重たい固定費」にもなります。
だからこそ、低利・長期の制度融資をうまく使って、資金繰りの不安を減らしながら前進するのがコツです。
新規需要開拓設備資金の魅力
この制度の魅力は、ひと言でいえば「新規需要の獲得を狙う設備投資」を、長期・低利で後押ししてくれる点です。
- 設備資金が中心:新設・増強・更新・建替・合理化など幅広く対象
- 長期返済が可能:設備資金は最長20年(据置含む)
- 運転資金・借換もセットで検討可:設備と一体で資金繰りを組める
- 特別利率・SDGs特別利率:条件次第でさらに低利に
融資対象者
融資対象者は、次のような取り組みで新たな需要獲得等を目指す方です。
- 設備の導入・新設
- 能力増強・拡張
- 更新・建替
- 維持・補修
- 合理化・省力化
資金の使途と条件
設備資金:最長20年(据置期間を含む)
設備資金として、20年以内(据置3年以内を含む)で利用可能です。
運転資金・借換資金も「併せて」対象になる
設備資金の新規借入れに併せて、事業実施に必要な運転資金又は借換資金も対象となります。
ここが地味に大事です。設備だけ買えても、導入初期は「立ち上がりの運転資金」が必要になりがちです。
設備+運転資金をセットで考えられると、資金繰りが安定しやすくなります。
融資利率と保証料率
通常利率・特別利率・SDGs特別利率
鳥取県の案内では、融資利率は「通常利率」「特別利率」「SDGs特別利率」に区分され、期間によって年率が分かれています。
- 通常利率:
10年以内 年1.90%/10年超 年2.11% - 特別利率:
10年以内 年1.63%/10年超 年1.81% - SDGs特別利率:
当初5年(固定金利)年1.00%、6年目以降(変動金利)で特別利率へ
保証料率
保証料率は、年0.23%~0.68%です(信用保証協会の保証が必要)。
SDGs特別利率と据置期間の考え方
SDGs特別利率の適用を受ける場合、据置期間を5年以内で設定できる場合があります。
据置が長いほど「最初の返済負担」は軽くなりますが、そのぶん計画性も重要です。
たとえば導入初期は売上が不安定になりやすいので、据置の設計で資金繰りの安全度が大きく変わります。
借換資金の対象と「対象外」の注意点
借換対象は「信用保証協会の保証付き借入金」
借換対象となる資金は、信用保証協会の保証付き借入金です。
ただし、借換対象外の資金がある
中小企業小口融資など、列挙されている複数の資金は借換対象外です。また、信用保証協会が別に定める借換対象外資金も除かれます。
申込窓口・ざっくり手続きの流れ
申込窓口
申込窓口は、商工会議所、商工会、中小企業団体中央会です。
手続きの流れ(イメージ)
- 申込書類を準備(設備の見積、事業計画など)
- 商工団体へ提出 → 内容確認
- 信用保証協会・金融機関で審査
- 内定後、融資実行
制度要綱上も、申込書を商工団体へ提出し、保証協会・金融機関で協議・審査の流れが示されています。
通りやすくするための実務ポイント
1)設備投資の「目的」を一言で説明できるようにする
銀行・保証協会が知りたいのは、「なぜその設備が必要で」「どう売上・利益につながるのか」です。
ここが曖昧だと、審査は一気に厳しくなります。
2)見積書とスケジュールを揃える
設備資金では、見積書・発注時期・納入時期・稼働開始時期が重要です。
“いつまでに何をするか”が揃っていると、審査側も判断しやすくなります。
3)運転資金は「立ち上がり分」を薄めに見積もらない
設備導入後は、広告宣伝、採用、材料費、外注費などが先行することがあります。
ここを甘く見積もると、導入後に資金繰りが苦しくなりがちです。
設備+運転資金を一体で設計できるのは、この制度の強みでもあります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 設備資金だけでなく、運転資金も一緒に借りられますか?
A. はい。設備資金の新規借入れに併せて、事業実施に必要となる運転資金も対象となります。
Q2. 借換もできますか?
A. 借換資金も対象になりますが、借換対象は信用保証協会の保証付き借入金で、対象外となる資金も列挙されています。まずは借換したい借入の種類を整理して確認しましょう。
Q3. SDGs特別利率を使うと何が変わりますか?
A. 当初5年は年1.00%(固定金利)など、利率面で優遇があり、据置期間を5年以内で設定できる場合があります。
Q4. 申込はどこに出せばいいですか?
A. 申込窓口は商工会議所、商工会、中小企業団体中央会です。
最後に
この「新規需要開拓設備資金」を活用して、あなたのビジネスをさらに成長させましょう。
ぜひ一度、詳細を確認し、未来への一歩を踏み出してください。
弊社では、元朝日信用金庫 法人営業の小峰、元日本政策金融公庫支店長 多胡を中心とした各種専門家チームが融資支援を行っております。
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この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

























