
成功する起業家が持つ特性ってどんなものなの?
~あなたの“情熱”を成果につなげるために、大切な5つの資質~
起業や独立という道は、決して「夢を追いかけるだけ」の世界ではありません。厳しい判断や挑戦が日々の伴走です。
だからこそ、成功する人には共通する“ある特性”が存在します。中野裕哲風に言わせてもらえば、それは“情熱を現実に変えるための武器”。
今回は、そんな「成功する起業家に共通する特性」を、具体的かつわかりやすく、5つに絞ってご紹介します。あなたの未来の指針になれば幸いです。
1.「自分のミッション」に正直に突き進む覚悟
起業をする多くの人は、自分の“好き”や“社会の課題”に強く共感しているものです。ただし、そこに向かう途中には様々な壁が立ちはだかります。そのときに必要なのは、“自分の理念や想いを曲げずに進む覚悟”。
起業家の心には、「これを実現したい」という志が原動力になっているものです。誰かに話すときに熱が宿るようなミッションが、あなたを支えてくれます。
2. 少し先の未来を設計して進める構想力
「ただ思い込みのまま始めると、すぐ息切れしてしまう」
起業で大切なのは、方向性を“描ける”こと。ビジョンや事業計画を頭の中だけに留めず、仕組みに落とし込める力が“構想力”です。
たとえば、3年後にどんなブランドにしたいのか、5年後にどんな利益構造を築きたいか。明確に描ける人は、ブレずに日々の選択を積み重ねていけます。
3. 小さく動いて学び続ける柔軟性
「完璧を目指しすぎて動けなかった…」そんな声を多く聞きますが、成功する起業家は“まずは動いて学ぶ”姿勢が強いもの。
ローコストなMVP(最小限のモデル)で試し、市場の反応をもとに改善を重ねる。柔軟に軌道修正できるようなマインドの持ち主が、長く長く続けられるんです。
4. 必要なときに必要な助けを得られる人間関係力
起業って、孤独な戦いに見えるかもしれません。でも、実は“誰とつながるか”で方向性が変わります。必要な支援があればためらわず頼れる、人に相談できるコミュニケーション力も大切な特性です。
たとえば、顧問税理士やメンター、同業の仲間、地元の支援機関など、相談できるネットワークを持っているかどうかは起業の安定感を左右します。
5. 変化を楽しみ、自分をアップデートする学びの習慣
マーケットは日々変化します。それに合わせて、スキルや知識をアップデートできるかどうかも大きなポイントです。「勉強して成長することが楽しい」と思えるマインドが、起業家にとっての最大の武器になります。
たとえば新しいSNS、会計ソフト、マーケティング手法…。それらに「試してみよう」と手を動かせるかどうか。習慣になっていれば、ノウハウが資産になります。
成功への補足ポイント
上記5つの特性に加えて、こんな視点も補足するとより実践的です。
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数字に強いこと:売上、費用、利益構造などを“肌感覚”で理解していると、判断がクリアになります。
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小さな成果を積み重ねる力:嬉しかった声、成果の兆しを記録しておくことで、モチベーションの維持になります。
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自分の健康や生活も大切にすること:結果を出す原動力は“人間としての健やかさ”。休息と仕事のバランスも見直していきましょう。
最後に:あなたの“特性”にも気づきの種があります
起業を進める中で、「自分に足りないもの」に気づくことも多いでしょう。けれどそれは、成長の扉が開かれていることの証。焦らず少しずつ、自分の特性を丁寧に育てていってください。
そして、同時に「あ、自分にはこれが得意かも?」と気づける瞬間も大切に。そこにあなたらしい起業ストーリーが育ちます。
応援しています。次はあなたの番です!
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この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。