一般事業資金(マル市)-秋田市中小企業融資あっせん制度
秋田市の中小企業者の皆様に朗報です!一般事業資金(マル市)を活用することで、資金調達の新たな道が開けます。この制度は、市が銀行に原資を預託し、融資をあっせん(紹介する)する仕組みです。市が直接融資するのではなく、金融機関からの融資を受けることになります。申請から融資実行までには2、3週間かかりますが、その価値は十分にあります。
制度の概要
対象となるかたは、秋田県信用保証協会の保証を得られる中小企業者と組合などです。具体的な要件は以下の通りです:
- 市内に1年以上住所を有すること(法人は登記簿上本店が秋田市内であること)
- 市内に主たる事業所を1年以上有すること
- 事業歴が1年以上、現在も継続していること
- 市税(市民税、固定資産税、事業所税)を完納していること
- 営業許可、登録などを必要とする業種の場合、許認可を受けていること
資金使途と条件
資金の使途は運転資金、設備資金(市内設備に限ります)です。融資の限度額は3,000万円、返済方法は一括または分割が選べます。利率は1.75パーセント、返済期間は10年以内(据置1年以内含む)です。
保証人、担保について
原則として法人は代表者のみ、個人は不要です。担保は必要に応じて求められます。
取扱金融機関
融資を受ける際の取扱金融機関は以下の通りです:
- 秋田銀行
- 北都銀行
- 岩手銀行
- 北日本銀行
- 荘内銀行
- きらやか銀行
- 七十七銀行
- 秋田信用金庫
- 秋田県信用組合
この制度を利用することで、あなたのビジネスの可能性が広がります。ぜひこの機会を逃さず、資金調達に挑戦してみてください!
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。