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以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
融資審査で「経歴」はどこまで重要?〜経験ゼロでも借りられる?創業計画書の書き方と見られ方〜
目次
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はじめに:創業計画書における「経歴欄」の意味
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経歴がないと融資は通らないの?
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銀行や公庫が経歴で本当に見ているポイント
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空白期間・転職歴はどう書く?正直さが鍵
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飲食店の開業を例に見る「経験の重み」と評価のされ方
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ドラフト指名に例えると分かりやすい!
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今から準備できる「経歴作り」とは
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まとめ:あなたの過去は未来への信用材料です
はじめに:創業計画書における「経歴欄」の意味
ズバリ言います。創業融資を申し込む際に記入する「創業計画書」。その中にある“経歴欄”は、単なる形式的な項目ではありません。
むしろ、「あなたが誰で、どんな道を歩んできたか?」を伝える、最も大事な欄のひとつです。
なぜなら、金融機関は「お金を貸す相手」がどういう人物かを見て判断するから。だから経歴は“その人を映す鏡”なのです。
経歴がないと融資は通らないの?
結論から言えば、「経歴がなければ絶対通らない」というわけではありません。
たとえば学生さんや、新卒でまだ就職したばかりの方が起業したいと思ったとき、「職歴がないから無理です」とはなりません。
しかし、まったく経歴が記載されていないと、審査担当者は「この人、何してきた人なんだろう?」という疑問を抱くのも事実。
だから、たとえアルバイト経験でも、インターンでも、ボランティア活動でも、自分がどんな道を歩んできたのかを、**“誠実に・正直に”**書くことが大切です。
銀行や公庫が経歴で本当に見ているポイント
ここがとても重要なところですが、金融機関が経歴欄で見ているのは以下の3点です:
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人となりが見えるか(誠実な人かどうか)
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これまでの道筋に筋が通っているか
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今後の事業に対する関連性や信頼性があるか
特に「空白期間」や「突然の転職」がある場合には、その理由を説明することが大切です。
何も悪いことをしていたわけじゃなくても、説明がないと疑念を持たれてしまうんですね。
空白期間・転職歴はどう書く?正直さが鍵
たとえば、平成22年に入社した会社があったとして、その前後に2〜3年の空白期間がある場合。
審査担当者は「この間、何をしていたんだろう?」と気になります。
留学していた、介護していた、フリーターをしていた——いずれも“正直に書く”ことで、むしろ信頼性は上がります。
また、過去の勤務先が信用情報(CICなど)に載っていることもあるので、ウソをついてもバレてしまう時代です。
飲食店の開業を例に見る「経験の重み」と評価のされ方
さて、ここでよくある質問がこれ:
「飲食店を開業したいのですが、アルバイト経験しかありません。それでも大丈夫ですか?」
これ、結論から言えば「不利になる可能性はあるけど、絶対ダメじゃない」です。
やはり「開業予定の業種に関する経験」があると、金融機関からの評価は高くなります。
調理経験、接客、マネジメント、仕入れ、衛生管理など——飲食業の“中身”を理解している人は、即戦力として見られるわけですね。
ドラフト指名に例えると分かりやすい!
この考え方を野球に例えてみましょう。
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実務経験豊富な人(元店長など) → 「ドラフト1位の即戦力」
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アルバイト経験のみの人 → 「育成選手としての期待枠」
金融機関の審査も同じで、即戦力であれば、最初から大きな金額の融資が期待できますが、育成枠の場合は、「まずは小さめの融資から様子を見ようか」となるわけです。
今から準備できる「経歴作り」とは
今すぐ起業を考えていなくても、「将来やりたい業種が決まっている」方には、今のうちからできる準備があります。
それはズバリ、「経験を積むこと」です。
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飲食なら:厨房やホールで働く
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美容なら:現場で修行する
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ITなら:副業で案件を受ける
このように、「自分のやりたい事業の現場」を知っておくことで、将来の創業融資審査で“ドラフト上位”の評価を得られるのです。
まとめ:あなたの過去は未来への信用材料です
審査で大切なのは、「未来への期待」と「過去の信頼性」、この2つのバランスです。
未来は予測でしかありませんが、過去は変えられない“事実”。
だからこそ、金融機関は過去の経歴を大切に見ています。
「何も書くことがない…」と悩む前に、まずは自分がどんな道を歩んできたかを思い出し、素直に書いてみてください。
そして、もし「どう書いたらいいか分からない」「経験が足りない気がする」と感じたら、私たちの無料相談をぜひ活用してくださいね。あなたの“未来の一歩”を、一緒に形にしましょう。
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