
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
起業家必見!「競合分析の極意」~成功者が実践するライバルの見抜き方~
【動画が伝えるメッセージとは?】
「ズバリ言います。競合分析が甘いと、生き残れません。」
これは決して脅しではなく、私が20年以上にわたり2000件以上の起業相談に乗ってきた中で、繰り返し目にしてきた現実です。今回の動画では、単なる「ラーメン屋 vs ラーメン屋」といった表面的な話ではなく、「お客さんの財布の中身」「行動パターン」「時間帯ごとのニーズ」まで読み解く、実務に根ざした“本当の競合分析”をお話ししています。
動画を観れば、競合の“見落としがちだけど本質的な”見方が身につきます。これから起業を目指す方も、すでに事業をされている方も、ぜひご覧ください。
競合分析がなぜ重要なのか?
起業とは、未知なる戦場に出ること。しかもライバルたちはすでにその市場で戦っているベテランばかり。そんな中で戦っていくには、戦場=市場を冷静に分析する必要があります。
その第一歩が「競合分析」です。よくあるのが「同業だけを調べて満足してしまう」というパターン。でも、競合って実はもっと広く、もっと深いんです。
見逃しがちな3つの競合タイプとは
競合は大きく分けて以下の3種類に分類できます。
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直接競合:同じジャンル、同じ地域で戦うライバル
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間接競合:似た目的を持つ別業種(例:ラーメン vs コンビニ弁当)
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代替競合:全く違うアプローチで同じ目的を満たす存在(例:ボクササイズ vs ダイエットサプリ)
つまり、単なる「業種比較」ではなく、「顧客の目的」と「選択肢の全体像」から考える視点が必要なのです。
「お客の行動」を読み解く力
本当に考えるべきは「お客さんがその商品を選ぶまでの行動パターン」です。お腹が空いているとき、財布にはいくら入っていて、どこを通って、何を見て、何を選ぶのか?ここを読み解くことが、競合に勝つ秘訣です。
日高屋が教える“勝ちパターン”
動画の中でも紹介された「日高屋 vs マクドナルド」の話。これ、競合戦略として秀逸なんです。
マックのそばに出店する日高屋。なぜか?それは「マクドナルドでランチを済ませる人」が、同じ価格帯で他の選択肢を求めていると読んだから。
競合調査は「自分が勝てるポイント」を探す作業でもあります。だからこそ、日高屋は“マクドナルドを敵とは見なさず、むしろ集客装置”として活用しているのです。
時間帯ごとに変わる競合の顔
時間帯によっても競合は変化します。
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朝:コンビニのコーヒーやサンドイッチ
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昼:ラーメン屋、パスタ屋、定食屋、弁当屋
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夜:居酒屋、スーパーの惣菜、家での晩ごはん
このように、**「時間軸」**での競合分析も非常に重要です。飲食業だけでなく、塾やフィットネス、サロンなどもこの視点は欠かせません。
成功するための“お財布分析”
ポイントは「お客さんが月にどれだけそのジャンルにお金を出せるか」ということ。
たとえば塾の場合、月の教育費には限界があります。その中でどう予算を振り分けるかを考える必要があるのです。つまり競合とは「同じ財布の中にいる別サービス」でもあるということ。
起業家が陥りやすい甘い罠
「うちには競合がいないんです」という方、要注意です。
そう言う方ほど、“顧客視点での競合”を見落としているケースが多いのです。競合がいないビジネスなんて、ほぼ存在しません。むしろ“競合がいる”ということは、そこに市場があるという証拠です。
今日から実践できる!競合分析チェックリスト
起業前に以下の視点で調査してみましょう。
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✅ 顧客の目的は何か?(例:痩せたい、早く済ませたい)
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✅ その目的を満たす選択肢には何があるか?
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✅ 自社のサービスと他の選択肢との価格帯は?
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✅ 顧客の1ヶ月の予算配分はどうなっているか?
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✅ 時間帯別に見た競合の動きはどうか?
このように多角的に分析することで、事業の精度は格段に高まります。
まとめ:「顧客の行動と財布の中身」まで読めてこそプロ
起業はギャンブルではありません。事前にどれだけ調べ、読み、準備できるかで勝負は決まります。ぜひこの動画で、競合分析の新しい視点を学んでくださいね。
フリーダイヤル tel:0120-335-523